坂上忍がMCを務める「デマ投稿を許さない」(毎週水曜夜11:30-0:00、ABEMA SPECIALチャンネル)の11月30日の放送回では、元テレビ東京プロデューサーの佐久間宣行をゲストに迎え、さまざまな裏話を次々と明かしていった。
「デマ投稿を許さない」は、坂上がSNSのタブーに斬り込み、議論の嵐を呼ぶ、禁断のトークバラエティで、毎回、異なるゲストが抱えるデマ投稿にNOを突きつけ、「真実を言っても炎上するだけ」「本当のことを言う場所がなかった」というゲストの胸の内を、坂上が公平な立場から解き明かしていく。
ゲストに佐久間宣行
佐久間がゲストとして登場した本番組では、“実はテレビ東京をクビになっただけでは？”という投稿を取りあげるが、これを坂上は「そんなことあるわけないじゃん」と即否定する。「今でも社長、会長とお会いするぐらい円満です」と話す佐久間に、坂上は「テレ東の看板を背負ってるよりも、もう少し幅広くお仕事をしたいとかいう思いだったんですか？」と独立した理由について掘り下げると、佐久間は「フリーのディレクターみたいなオファーが、在社中に来るようになって、テレビ東京がなやんだのが何個もあったんです。テレビ東京としては儲かるかもしれないけど、局員がやっちゃダメだな、みたいな」「最終的に、僕が辞める半年前くらいからテレビ東京が“まかせるわ”みたいなことになっていたのでなやんだんですけど、辞めます(と言った)」と退社を決断するまでの経緯を説明した。
さらに、テレビ東京での担当番組を続ける代わりに、年間契約というかたちにおさまったという佐久間は、「だから、フリーのディレクターのギャランティーとしては、めちゃくちゃ安いんです」としながらも、「テレビ東京が提示してくれて、それはもちろん喜んで(受けた)」と続けた。
一方、特別扱いともとれる待遇に対して、ほかの局員から嫉妬はなかったのかという質問に、佐久間は「30代の頃はあったと思います」「その代わりえらくなる道をやめたので」とふり返り、「僕は40代から、おかげさまで番組をいくつか当てたのもあって、CP(チーフ・プロデューサー)とかになる(話が出た)のを、“どうぞどうぞお先に。僕、ディレクターやりたいんで”とやってたんで、その時期にもう嫉妬はなくなった。なので、(テレビ東京を)辞めた時も、出世争いに加わらなかったから、嫉妬はなかった」と語った。
佐久間の話を聞き、坂上が「そっか。地位よりも金をとったっていう…」と言葉をこぼすと、「“地位よりやりがい”って言ってください(笑)」と即座に訂正する佐久間であった。
坂上忍「デマ投稿を許さない」
毎週水曜夜11:30-0:00、ABEMA SPECIALチャンネルにて放送▼【11月30日放送回】はこちらから
(※放送後1週間、無料視聴可能)
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