1998年にリリースされ、今なお愛される中島みゆきの名曲『糸』をモチーフに、菅田将暉、小松菜奈ら豪華キャストを迎えて制作された「糸」が映像配信サービス・dTVにて配信スタートした。
映画「糸」ストーリー
物語の軸となるのは、菅田将暉が演じる高橋漣と、小松菜奈が演じる園田葵。平成元年に生まれたふたりは、13歳の夏に花火大会で出会う。
運命的な出会いを果たし惹かれ合っていくが、葵は突然母親とともに失踪。漣がなんとか見つけ出した引っ越し先には、母親が連れ込んだ若い男からの暴力に耐える葵がいた。衝動的に手を取り合い、かけおちのように列車に飛び乗るふたり。ところが、すぐに警察に見つかってしまい、そのまま離れ離れに。
そして時は流れ、7年後の平成20年。二十歳になった漣は同級生の結婚式に招待され、葵と予期せぬ再会を果たすが…。
菅田将暉&小松菜奈が切ない恋模様を描き出す
平成から令和へ移り変わる時代の中で、幼い頃の純愛を胸に秘めながらも、お互いの人生を生きるがゆえにふたりはすれ違っていく。それぞれ違う人を愛し、違う人に愛され、巡り会い、別れ。たくさんの人の人生が絡み合って進んでいく物語はまさに「糸」の歌詞のとおり。
その中で、「ディストラクション・ベイビーズ」「溺れるナイフ」など、共演作品も多い菅田将暉と小松菜奈がふたりの切ない恋模様を描き出す。
ピュアで不器用な漣をまっすぐ演じる菅田将暉と、儚げながらもたくましく生きる葵を凛とした存在感で演じる小松菜奈。揃って日本アカデミー賞主演男優賞・主演女優賞にノミネートを果たした熱演に注目だ。
そして、漣と葵を取り巻く個性的な人物たちにも豪華キャストが集結。漣の同級生・竹原直樹に成田凌、漣と惹かれ合う桐野香に榮倉奈々、葵の恋人・水島大介に斎藤工、葵とともに起業する高木玲子に山本美月、冴島亮太に高杉真宙、竹原の結婚相手・山田利子に二階堂ふみなど、邦画界を牽引する実力派俳優たちの共演となっている。
「64 ロクヨン」や「護られなかった者たちへ」など、ドキュメンタリータッチの重厚な作品を生み出してきた瀬々敬久監督ならではの映像美も見どころ。北海道から沖縄、さらに世界を舞台に繰り広げる壮大なラブストーリー「糸」はdTVにて配信中だ。
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