
山崎賢人が主演を務める日曜劇場「アトムの童」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)12月4日放送の第8話では、那由他(山崎)と敵対する大手IT企業SAGAS社長の興津(オダギリジョー)が那由他の部屋を訪ね、那由他と「ぷよぷよ」で対戦しながら初心を思い出し、胸の内を明かした。
ゲーム開発に行き詰まる那由他
この作品は、ゲーム業界を舞台に、天才ゲーム開発者・安積那由他(山崎賢人)が自分から全てを奪った巨大資本の企業に仲間たちと共に立ち向かう、熱い下剋上バトルストーリー。と共に、那由他の成長物語でもある。令和4年度(第77回)文化庁芸術祭参加作品。また、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」にて世界配信もされている。(以下、ネタバレを含みます)
SAGASを宮沢ファミリーオフィスの買収から守るには、オリンピックのeスポーツで採用されるゲームを開発して、株主を納得させるしかない。興津から「アトムロイド」の特許を奪い返すために、皆の反対を押し切って興津の協力要請を呑み、日夜SAGASでゲーム作りに励む那由他だったが、開発は暗礁に乗り上げ、行き詰まっていた。
株主総会が迫ってきたある夜、ゲーム開発がうまくいっていないと知った興津が進捗を確かめに那由他の部屋へやって来た。そしてズカズカと上がりこみ、部屋を見渡しながら「キミはテストは一夜漬けするタイプか? 間に合えば結果オーライ?」などとネチネチとイヤミを言い、寝ないで朝までに打開策を示せ、と命じてきた。
興津vs那由他、「ぷよぷよ」対決

興津は煮詰まった那由他がリフレッシュのためにやろうとしていた「ぷよぷよ」のソフトを見つけて、「聞いたことがある」としつつも、一度もやったことが無いと言った。「知識だけで充分」と言う興津に、那由他は「ゲームは体験して初めてわかるモノ」とコントローラーを渡し、2人の「ぷよぷよ」対決が始まった。
初めてなのに、なかなかの強さを見せる興津。「空間認識能力の問題」らしい。プレイしながら「昔のゲームはシンプルだったな」と言った興津に、那由他も同調し「原点に帰るべきかも」とつぶやいた。その言葉が刺さった興津は、SAGASを起ち上げた頃の理想に燃えていた自分を思い出しながらプレイを続けた。そして突然、自分のことをどう思ってるのかと、那由他に尋ねてきた。「悪徳。金儲けのためにオレたちのゲームを奪った」と、プレイ画面から目を離さずに答える那由他。
それに対して、興津は「誤解だ」と言い「惚れこんだんだよ」と告げた。日本には優れた技術がたくさんあり、それを持っているのはほとんどが町の中小企業だ。その技術を守って世界に発信したい――そんな想いで興津はSAGASを起ち上げたのだと語り始めた。
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