12月17日(土)に「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ」(夜9:00-11:10、フジテレビ系)が放送される。収録後、石橋貴明とアンタッチャブル(山崎弘也、柴田英嗣)が囲み取材に応じ、見どころの他、自身のオーディション秘話などを語った。
ベテランからニューカマーの芸人たちが、あまりに細か過ぎる故に笑いにはなりにくいと思われてきたマニアックな物まねや、アンダーグラウンドな芸を披露する同番組。今回は、RG、阿佐ヶ谷姉妹、エハラマサヒロ、キンタロー。、河本準一、こがけん、JP、椿鬼奴、博多華丸、山本高広らをはじめとした芸人が登場する。また、満島ひかり、眞栄田郷敦、滝沢カレンが、石橋らと共に芸人たちのネタを審査する。
「個人的にも刺さるネタがあった」
収録を終え、石橋は「新人のメンバーも多く、ここ数年、一番レベルが高かったのではないかな。また新たなスターが生まれるという予感がしました」とコメント。山崎は「個人的にも刺さるネタがあったので、早く帰って子どもに見せたいなと。子どもも、めちゃめちゃ刺さると思うので楽しみです」と父親の顔をのぞかせた。そして、柴田は「久しぶりに見たいなと思う方が出てきてくれて、そこに対する感動がありました。言っちゃうとバレちゃうんでね……オラキオなんですけど」と、オラキオの久しぶりの出演に感動したと語りつつ、「あれだけ活躍していたメンバーも出られないくらい難しい番組だし、可能性が詰まっている番組だと痛感させられました」と振り返った。
現在は年に一回の放送だが、石橋は「ちょっと回数を増やした方がいい。そしたら、たくさんの芸人が世に出る可能性が広がる」と話し、山崎も「ネタが“冷めないうち”にみたいなのがありますもんね」と共感した。また、2021年に続いてゲストで出演する満島について、柴田は「満島さんは相当(この番組が)好きですよ。休憩中も『あれ本当に面白くなかったですか？』とか、ずっとしゃべっているんです(笑)」と明かした。
「M-1の決勝のメンバーは一人も出ていないが…」
番組の放送翌日、12月18日(日)は「M-1グランプリ2022」(夜6:34-10:10、テレビ朝日系)が放送される。意識することはあるかと問われ、M-1王者でもある山崎は「ジャンルは違えど、それくらいの業界注目度はあると思うんですよね。ここからテレビで見かけるようにもなりますから」とコメント。柴田は「全く違う大会じゃないですか。M-1の決勝のメンバーは一人も出ていないですから。でも、M-1に匹敵するくらい面白い」と語り、山崎も「芸人の幅の広さを感じられる」とうなずいた。
