葵わかな、望月歩の“繊細な芝居”に感動「何度も見ました」
――お二人は今回初共演だと思いますが、共演してみていかがでしょうか?
望月:同じテンション感だったので居心地が良くて。“幼なじみ”という設定がやりやすい関係でいられたのは良かったなと思っています。
葵:望月くんは映像作品などで拝見していて、ご一緒してみたいなと思う俳優さんの一人でした。なので、共演できると聞いた時はすごくうれしかったし、そういう風に思っている方とご一緒できる機会ってあまり多くないので、縁を感じました。
――ちなみに、どの作品を見て「共演してみてみたい」と感じたのでしょうか?
葵:最初に見たのは、映画「ソロモンの偽証」(2015年)だったのですが、特に印象に残っているのは「コウノドリ」(2015年、TBS系)です。友人の山口まゆちゃんの恋人役として出演されていたのですが、二人ともすごく難しい役だったんです。当時、中学生だったっけ?
望月:そう、中学生でした。
葵:覚悟しきれない葛藤や悩みをリアルに表現されていて…すごくすてきで感動しましたし、記憶に残っていて、この話だけ何度も見ました(笑)。
役者としての魅力は「瞬発力」と「誠実さ」
――実際に会って感じたギャップなどはありましたか?
望月:そうですね…イメージしたままの葵さんでした!
葵:私は(望月を)少年のような人だと思っていたんですけど、意外と大人だったかも。思ったよりもクールだなという印象です。
――共演して感じた役者としての魅力を教えてください。
望月:瞬発力があるなと感じました。言われたことに対してのアンサーが早いなという印象があります。
葵:演じることに対して誠実な方だなと。これはイメージになるのですが、すごく器用なタイプではないけれど、役や作品に対してきっちり目線を合わせて向き合っている姿を見ていると、本当に誠実だなと感じました。