大混乱の株主総会で“那由他”山崎賢人は… ゲーム業界の未来を賭けた闘いがついに決着<アトムの童>
山崎賢人が主演を務める日曜劇場「アトムの童(こ)」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系※11日は10分拡大)の最終話となる第9話が、12月11日(日)に放送される。
同作は、ゲーム業界を舞台に大手企業や販売元を介さず個人でゲームを制作する、通称「インディー」と呼ばれる若き天才ゲーム開発者である主人公・安積那由他(あづみ・なゆた)が、大資本の企業に立ち向かい、周囲の人たちとの関わりによって成長していく姿を描く完全オリジナル作品。ディズニー公式動画配信サービス「Disney+ (ディズニープラス)」にて世界配信もされる。
山崎演じる那由他の過去を知る重要人物・菅生隼人(すごう・はやと)役に松下洸平、老舗玩具メーカー「アトム玩具」の一人娘・富永海(とみなが・うみ)役を岸井ゆきの、那由他と敵対する大手IT企業社長・興津晃彦(おきつ・あきひこ)役をオダギリジョーが演じる。(以下、ネタバレを含みます)
「SAGAS」と「宮沢ファミリーオフィス」が対立
興津からアトムロイドを奪還するため、「SAGAS」でゲーム開発をすることを決めた那由他。12月4日に放送された第8話では、「SAGAS」のゲーム事業売却を巡り、「SAGAS」と株主の「宮沢ファミリーオフィス」の委任状争奪戦が勃発。二週間後の株主総会において、株主たちから過半数以上の指示を得られた側が会社の経営権を獲得することに。
SAGASの経営存続を賭けた株主総会に向けて新作ゲームの開発に取り組む那由他。一方、興津は「SAGAS」の株を8%所有する伊原総一郎(山崎努)のもとを訪ね、対する「宮沢ファミリーオフィス」の宮沢(麻生祐未)も隼人(松下)を味方に引き入れ、伊原に接触する。
興津が連行され、株主総会は大混乱
そして迎えた株主総会当日。伊原の委任状が宮沢サイドへ渡ったことを知った興津は、那由他と海に「君らのプレゼンにかかっている」と託す。覚悟を決めて株主総会の会場へ向かう興津、那由他ら「SAGAS」の面々。しかし、そこに警察が現れ、興津が身に覚えのない嫌疑で連行されてしまうのだった。
株主総会の場が騒然とする中、宮沢は興津と役員の解任を要求し「今すぐ決議を取りましょう」と提案。宮沢の言葉に株主らが拍手で応える中、決意の表情を浮かべた那由他がマイクを手に舞台に現れ、何かを言おうとするシーンで幕を閉じた。