AAA・宇野実彩子とお見送り芸人しんいちが、12月13日に都内で開催された「CHANGE YOUR LIFE! -美容師はエンターテイナーだ。-」グランプリ決定記者発表会に登場。それぞれ自身の人生が変わったエピソードなどを語った。
同イベントは、「今だからこそできる美容師のためのコンテスト」をスローガンに、業界No.1のシェアを誇る総合美容商社の株式会社ガモウが、エイベックス・エンタテインメントと企画したSNS型美容師コンテスト。
Instagramを活用して、モデルのビフォーアフターを比較し、見た目の変化や変化の幅、モデルの人生まで変えてしまうようなカットやカラーが施されているかなどを審査し、この時代だからこそのNo.1美容師を決定するもので、グランプリにshetaの三畑賢人さん、準グランプリにteto hairの柳裕介さんが選ばれた。
宇野「勉強になりました」
特別審査員の宇野は、コンテストの感想を「SNSの世界って結構“作られた世界”で、再現するのは難しかったりすると思うんですけど、やっぱりスタイリストさんはお客さんを生活の中でより美しく、格好良くという思いでやってらっしゃるので、リアルなんだけど夢のようなヘアスタイルで、写真の世界観がすごく絶妙だなと。勉強になりましたし、私も作ってみたいなと思う作品だったなと思います」と語った。
一方、“コンテスト(R-1グランプリ2022)の王者”という立場からゲストとして登場したしんいちは「何かを極めるというのはすごいなと思うし、いいことやなと思うんですよ。僕も勉強になりましたし、僕もお笑いで(誰かに)見ていただいて『明日頑張ろう』って思っていただけたらうれしいし、(美容師の仕事もお笑いも)一緒だなって思いました。全く一緒!同じ目線でしゃべっている」とやや強引に話を運ぶと、宇野は「全然違うでしょ。全く一緒じゃないから(笑)」とすかさずツッコむ。
なおもしんいちは「一緒ですよ!僕と同じ土俵でというか、(三畑さんも)ドッキリとかかかると思いますので(笑)。でも、本当に素晴らしい、格好いいなと思いました。だからちょっと友達になりたいなって思っています」と感激した面持ちでラブコールを送ると、三畑さんは「よろしくお願いします」と若干戸惑いながらも、受け入れていた。
グランプリの三畑さんは12月23日(金)に配信リリースされる宇野の新曲「celebrate」とタイアップしてCM出演が決定。新曲について、宇野は「タイトルの通り『celebrate=祝福』ということで、今年の冬からいろんなおめでたい場所で聞いていただいて、未来にさらに幸せが続いていくようにという思いを込めて作ったので、美容業界の皆さんもこの曲とともに未来が明るくポジティブな気持ちで進んでいただけたらいいなと思います」と紹介した。
しんいち「髪形や髪色を変えることで徐々に仕事が増えた」
そして、同コンテストのタイトルにちなんで、「人生が変わったエピソード」についての質問が。宇野は「2002年のエイベックスオーディションです。やっぱりそれを受けていなかったら今この場にはいないので、まさに人生の扉が開いた瞬間というか。特に六本木に昔あったヴェルファーレっていう場所がオーディション会場だったんですけど、何となくこんな感じの雰囲気に似てて、今日は審査員ですけど、あの時は審査される立場だったので、何かすごく懐かしく、皆さんの気持ちも分かるというか、思い出しましたね」と振り返った。
一方、しんいちは「僕もともとずっと黒髪でやっていたんですよ。見てください宇野さんこれ!」と、約2年前の自身の写真パネルを披露すると、宇野は「えっ!全然違う!誰!?顔も変えてないですか?」とビックリ。
それに対し、しんいちが「顔変えてるか!(笑) ある方に出会って『ネタは面白いけど、何か違うな』みたいなことを言われて、『全部しんいち君のことを変えさせて』って。仕事全くなかったんで、マネジャーと『ぜひお願いします!』ってなったんですよ。服装も髪形も髪の色も全部変わって、今こんな感じになって。ネタ自体は変わってないんですよ。見た目というか、髪形や髪色を変えることで、徐々に仕事が増えていって、ネタもちょっとウケだすんですよ。それで今年3月の『R-1グランプリ』で優勝して、マジで人生が変わったんですよ」と、今回のテーマにぴったりのエピソードを披露した。
続けて「こんなん今見たら全然売れるはずないんですよ」と自虐気味にパネルの自分を卑下すると、宇野が間髪を入れず「ないないない!」と乗っかり、しんいちは「ないない!ってそんな(笑)」とツッコんでいた。