親戚とか知り合いとか、頼れるところは頼る感じで作ってます
――コントと漫才で、得意なのはどちらですか?
加納:どっちもむっちゃ大変ですけど。でもまあ下手なんは、コントじゃないですかね? やってるつもりではあるけど、演技できてないんで。見る人が見たら、「ちゃんちゃらおかしいぜ」って感じなんじゃないですかね。そう言ったら漫才の方がある程度さまになってる気がしますね。ただまぁ、作る方の難しさで言ったらどっちもむずいです。
――DVD収録のネタの見どころはどこでしょうか?
加納:映像は全部、時間かけているので見てほしいところですね。「ナインセカンド」は映像とコントのリンクになっていて、作家が頑張ったので見たってほしいです。
――ネタの中で、作りやすかったものはありますか?
加納:「進路相談」は、割と設定もオーソドックスで、なおかつせりふが思ってること言っちゃえみたいな感じなので、やりやすかったですかね。そんな“勝負ネタ”ではないけど、いいアクセントになったかなと思います。
――「進路相談」の中のせりふには、女性芸人に対しての文句もありますが、ご自身が女性芸人ということに何か苦労を感じる点がありますか?
加納:今の時代でいえば大得(おおとく)じゃないですかね? 10年前やったらまた違かったかもしれないですけど。土壌もできてるし、受け皿も広いし。今はもう頑張れば(テレビや舞台に)出られるみたいな。出られへんのは自分のせいぐらいのところまできてますよね。
そういう時代だからこそ、「甘えんなよ!」というアンチテーゼの意味でこのネタを作りました。
6月21日(水)発売
本編=1「富松」/(オープニング)/2「ナインセカンド」/(運動会)/3「マサ」/(日曜の昼下がり)/4「漫才(1)」/(避暑地へGO)/5「制裁」/(初産)/6「進路相談」/(お見舞い)/7「漫才(2)」※カッコ内は映像ネタ
収録時間=本編74分
価格=3000円(税抜)
発売元=コンテンツリーグ
販売元=ソニー・ミュージックマーケティング
※発売日にはイベント「Aマッソのラジオ」を開催
日時:6月21日(水)夜7.30開場/夜8.00開演
会場:表参道 GROUND
当日券:2000円