買ったらお縄!? Aマッソ初のDVDを「頼んます!」

2017/06/19 15:10 配信

芸能一般 インタビュー

加納の憧れの芸人は、笑い飯。村上は吉本新喜劇を見て育ったという


「富松」はリベンジで作ったコントだった


――ツッコミで、「うまいこと言えたな!」っていうワードはありますか?

加納:何言ってんすか!「うまいこと言えたな!」ってないわ! ないですよ! ないない!

村上:彼女はうまいこと言ってますよ(笑)。好きなワードとかですか?

加納:そうですね…あっオープニングの「富松」っていうコントは、“テスター”という単語がたくさん出てくるんで、ネタ見てる人にとっては、「テスター」っていうタイトルのコントだと思うんですけど、そこをあえて「富松」にしたんですよ。このネタの構想が5年前くらいからあって、その時の力量では作りきれなかったので、リベンジの意味も込めて同じ名前で(内容が)違うコントにしたんです。富松のキャラがそんなに強いってわけじゃないんですけど。「富松!」って言えたら私はもう満足で。なので、「富松」は割りとワードとしての付き合いが長くて、思い出深い固有名詞じゃないですかね。

村上:(片手を上げて)よろしいでしょうか?「制裁」で最初ナレーションを流してるんですけど、その中のせりふで「いつまで言うてんねん」を「いつねん」て言う部分がライブでは一個もウケへんかったんですよ。

けどうちらはそれを録音しているとき、めちゃめちゃわろたんですよ。うちは、寝てたけどそれを聞いたとき起き上がってわろたんです。こっち(制作)側はみんな好きなのに、お客さんは受け止めてくれなかったなと思って。

さぁDVDを買った人たちはどう思うんでしょうね? 以上です。

加納:あざした。

――6月21日(水)のDVD発売日に行われる「Aマッソのラジオ」はラジオ形式のイベントとのことですが、どのようなものしたいと考えていますか?

加納:ネタも一本やるんですけど、ベースはまあいい意味でお客さんを意識せずにやろうと思っています。お客さんからの返りだけに重きを置かへんようにしようと考えていますね。

「二人で歩いてても影一個ですからね」と笑っていた加納と村上


――では最後に、ファンの方に向けてDVDのPRをお願いします。

加納:どうか、ウケているところに惑わされず。対自分で、パーソナルとツーパーソナルで戦おうということで、面白みを自分で見つけてほしいなというところがありますね。それがDVDの良さやと思います。聞き逃したところは戻ってもっかい(もう1回)見たりできるし、2回目の方が面白いところももちろんあるし。YouTubeもね、ウケてる動画がおもろいって評価されたりとか、ようあるんですわ。でもそういうことじゃないから。

村上:本質を、見抜こう。「本質を見抜いていこー!」ですわ!

加納&村上:おー!

加納:別にうちらどうこうじゃなくて、DVDの! DVDの醍醐味(だいごみ)を味わってほしいという感じですね。巻き戻して見られるっていうのは、DVDの利点だと思うので。

村上:DVDの! あはははは!!

加納:いやでも多分、そうですよ。他の芸人じゃなくて、他のDVDと争うことになるので、映画とか。広いエンタメと戦う気持ちで。

村上:(鼻をすすりながら)うわっ、ええことしか言うてない。

加納:泣いた(笑)。

――村上さんは、どこがお薦めですか?

村上:そうですね…。買った方はぜひ横にしまわんと、縦にしまってください。

加納:しまうか! 幅とるやん。

村上:ちゃんとパッケージを見せて、しまっておいてほしいですね。

加納:見せるようなパッケージ…か? 逆に間接照明の横に置けそうやな。

村上:そうですね。

加納&村上:頼んます。

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