舞台は、15年前に性行為等取締法が制定されて以来、性行為が違法となった日本。主人公・犬田光(小宮璃央)は、セトリ(厚生労働省性行為取締官)の幹部を父に持ち、自身もセトリを目指している優等生の高校2年生。幼なじみで成績優秀の水瀬優(川津明日香)と、オンラインで勉強会をするなど勉学に励む日々を送っていた。
国民的人気女優ウチュラこと宇宙美空(新條由芽)の大ファンというミーハーな一面を持つものの、性行為に対しては嫌悪感を抱いている生真面目な性格だった。
ある日、光は同級生に誘われて、ゴーストタウンと化したホテル街にある妖しい会員制クラブへ向かうことに。そこで目にしたのは、法律で禁じられているはずの性行為に興じる男女の光景だった。さらに、その場には見知らぬ男性と戯れるウチュラの姿も。
清純派を売りにする人気女優のみだらな姿に光は混乱。そして目にした“異様な光景”をきっかけに、生真面目に生きてきた光はこれまでに感じたことのない衝動にかき立てられていく。やがて、光は性行為が禁じられた社会にはびこる“裏の組織”に巻き込まれることに。
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