6月19日(月)、26日(月)に放送される相葉雅紀主演の“月9”ドラマ「貴族探偵」(フジテレビ系)の第10話、最終話に桐山漣の出演が決定した。
桐山は「のだめカンタービレ」(2006年10月~12月)の第2話でドラマデビューを果たしており、今回が約11年ぶり2度目の月9出演。これまで多様な豪華俳優陣がゲスト出演してきた本作最後のメインゲストとして“月9凱旋”を飾る。
桐山が演じるのは具同弘基という、日本を代表する門閥・具同家の御曹司。具同家は、日露戦争で勲功を上げた基親が造船所を設営したことにより、その後は軍部との関わりを深め、武器商人として財をなしていく。現在の当主・基文からはアジアへ進出。シンガポールを拠点にインドや中東への軍需品の販売を拡大している。
そんな具同家の長男である弘基は、幼い頃から帝王学をたたき込まれたエリート中のエリート。名門の跡取りらしくマナーや所作も完璧、さらに美しい女性を見ると、あからさまに気持ちを口に出してしまう、これまでのゲストにないキャラで、貴族探偵(相葉)とどことなく似ている雰囲気を持っている。
第10話は最終回の第11話と前・後編となっており、「貴族探偵」は加速度的に終結へ向かう。
ある日、貴族探偵と“政宗是正”の関連性に迫る新米探偵・高徳愛香(武井咲)の事務所に、現金50万円と「6月17日に星見荘に来られたし」という紙が同封された郵便物が投函される。
星見荘とは、世にも見事に星を観測することができる場所だと世にとどろく、具同家が所有する別荘だ。
具同家が現在、シンガポールを拠点にしているという情報を得た愛香は、以前に神奈川県警の警部補・鼻形雷雨(生瀬勝久)から得た「政宗是正はシンガポールを拠点に活動している謎の人物」という情報を結び付け、具同家なら政宗是正のことを何か知っているのでは、と考える。
「私のことを調べるのは命懸け」だと、貴族探偵から警告されている愛香は、それでも自身が師匠と仰ぐ名探偵・喜多見切子(井川遥)の死の原因は貴族探偵であるという確信と、そんな貴族探偵が何者なのか、絶対に暴くという意思で、不安を抱きながらも星見荘へ向かう。
そこで愛香は弘基に出会い、さりげなく政宗是正のことを聞くと、弘基から「良からぬうわさが多いですから、あまりその名を口にはしない方がいいかも」と忠告される。
果たして、愛香を待ち受ける真実とは、そしてその真実が姿を現した時、なぜ貴族探偵は愛香と頻繁に事件現場に遭遇していたのか…。
そもそもドラマ「貴族探偵」とは何だったのか、これまでの物語が全て逆転する“トリックアート”のような「貴族探偵」の全貌が明らかになる。
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