プロダクション人力舎の“今一番面白い若手芸人”を決める「白黒-1グランプリ2022」が、12月27日の「白黒アンジャッシュ」(毎週火曜夜10:00-10:30、チバテレ)で放送され、結成1年目のコントトリオ・いろはラムネが第7代グランプリに輝いた。
2016年に始まった同大会は、人力舎のマネジャー陣により1年間の活躍を認められた若手芸人10組が選ばれ、動画配信による予選で再生回数の多かった上位4組が決勝に進出。グランプリと賞金10万円を懸けてネタを披露し、審査員によって優勝者が決まる。
収録が終わった後に涙
この日は、予選4位から順にネタを披露。アイドルグループ・FRUITS ZIPPERの櫻井優衣、真中まな、松本かれんによる審査の結果、ぱずるず、ジャンク、人間横丁を抑えていろはラムネが優勝。FRUITS ZIPPERから優勝トロフィーと賞金10万円のパネルを受け取ったいろはラムネの柿田幸哉、新井ねこ、水上あめんぼは笑顔を見せた。
しかし、収録の終わりを告げるカットがかかった後に水上の目から涙が。さらに、FRUITS ZIPPERももらい泣きしてしまい、放送には入らなかったが、最終的には感動的なエンディングとなった。
収録後、児嶋一哉は「まさかの感動的なシーンになりましたね。審査員まで涙をするっていう、去年の「M-1グランプリ」で錦鯉が優勝した時みたいな(笑)」と苦笑し、渡部建は「本当にネタがすごく良かったですね」とネタを称賛。
また、優勝したいろはラムネの3人に対し、児嶋が「いろはラムネが頑張ってくれたら『白黒-1グランプリ』の格も上がるので、何としても売れてほしい」と言えば、渡部も「いろはラムネが飛躍すれば、番組の価値が上がる…って、これ毎年コメントしているような気がするんですけど、いろはラムネの躍進を信じています」とエールを送った。
審査員・FRUITS ZIPPERのコメント
櫻井優衣:緊張していたんですが、今年一たくさん笑った番組で、最後は感動して泣いちゃって(笑)。笑いあり、涙ありで、すてきな一日になりました。本当に皆さん面白くてテンポも良くて、こんなネタを考えられるなんて天才だなと思いました。
松本かれん:私も超緊張していたんですけど、楽しくてあっという間に終わっちゃいました(笑)。審査は難しかったんですけど、みんな面白かったので、最後は裏にいる時(最後)まで迷っていました。
真中まな:4組とも全くカラーが違うネタだったので、選ぶのがすごく大変でした。決死の思いで、皆さんの人生背負っている思いで、審査させていただきました。(初共演のアンジャッシュは)何でも面白くしてくれるから、「お笑いのプロや!」って思いました(笑)。