――アハハ、ではそのお言葉通りに。お次は最年長・小峯さん。
小山:笑っちゃうぐらい歌がうまい。もう、愛未の歌を聴くと感動を通り越して「うますぎて、ウケる~!」ってなる。
汐入:ウケる~!というと、愛未ちゃんは今までの私の人生で、出会ったことがないタイプの面白い人だなあって。すごい瞬発力があるよね。よく、すぐに上手い言葉が出てくるなあと。天才的、個人的には番組の企画で「空の箱を使って、蚊を撃退してください」というモノボケをしたとき。私は叩くとか閉じ込めるしか湧かなくて。それを愛未ちゃんは、ボンボン!と箱を叩き始め、風圧で倒すってやりだして。
――でんじろう先生の空気砲的なヤツ!
汐入:そうです!あの瞬間、「天才だ」と、感動してしまったんですよ。
黒木:あれは爆笑を通り越して、感涙ものだった。
小峯:人生で初めて「こんなことで感動してもらえるんだ」と、なんとも言えない気持ちになった。ちなみにこれ、5年ほど前の話で。未だにこの話が擦られるって、それから私の魅力は一切何も更新されていないという証拠だよね…(空を見つめる)。
小山:そんなことないって!(笑)。私たちが昔話を擦って延々と笑い話にするのは昔からでしょ。愛未はこうしてイジられても、怒らない聖母のメンタル持ち。常に誰かが困っていたりつらい目に遭うと、愛未は優しく包み込んでくれるんです。ものすごい根性の持ち主ですし、私たちの心のバランサーを担ってくれる頼もしい存在なんです。
汐入あすかはザ・女の子!の努力家
――頼れるお姉さんですね!お次は汐入さん。
小峯:声がふんわり、ほんわか。私たち三人は低めの声質なので、サンドリオンの歌に広がりをもたらしてくれるんです。唯一無二の「あすかの歌声」として確立していて、いつどんな時も光るんだよね。
小山:歌声と一緒で普段もふんわり、ほんわか。連絡も常にワンテンポ遅れてやってくるし、なんなら次の日に来る日もあったりと、あすかだけの時間の流れがあるんですよね。
汐入:サンドリオンに入って、「私って本当にマイペースだ」ってメチャメチャ自覚した(笑)。
黒木:ザ・女の子なの一方ですごい努力家。ダンスレッスン、ボイトレ、レコーディングに向けての楽曲への向き合い方、全てが真剣で。どの仕事、どのライブでも常に自分のベストを出そうとしているのが伝わってくる。頑張る姿を見ると思わず「偉いねえ」って、親目線になる(笑)。
汐入:えへへ、私はダンスも歌も苦手だったから。少しでも早くみんなに追いつきたいし、自分の歌を楽しみにしてくださる方が一人でもいるのなら、たくさん頑張らないといけないなって。
小峯:本当に超マジメ!あすかの軸には「ドリオンズ(ファンの呼称)のために」という想いが強くあるよね。誰よりもファンのことを真剣に考えているんですよ。偉い子!