1月3日(火)に、十三代目市川團十郎白猿一家のドキュメンタリー「成田屋に、ござりまする。」(昼3:00-4:30、日本テレビ系)が放送。2014年より9年続いた「市川海老蔵に、ござりまする」(日本テレビ系)が新シリーズに突入し、番組タイトルも團十郎本人が提案したものにリニューアルされた。
新型コロナウイルスの影響により2年半延期となっていた、十三代目市川團十郎白猿襲名、八代目市川新之助初舞台の“ダブル襲名”が遂に実現。
2022年6月の取材では、この2年半について「いい時間だった」「ある意味充電できた」と振り返り、「東京オリンピック2020」開会式という世界の大舞台に海老蔵として出演したことや、自身が背負う“團十郎”という名の「定めと役目」について語る。
自身の團十郎襲名もさることながら、父として、師匠として息子の新之助初舞台の責務も同時に背負うことになった團十郎。新之助の稽古にもより一層力が入るのはもちろんのこと、プロ野球の始球式など舞台以外のイベントも目白押し。普段は明るい新之助が、始球式後に悔し涙を流す場面も。團十郎は、一人で記者会見に臨む新之助の姿に「感動しちゃいましたよ。泣きそうになる」と目を潤ませる。
新之助は、成田屋として史上最年少の9歳で、歌舞伎十八番の一つ「毛抜」の主役を勤めることに。團十郎は「9歳にしてはかなりハードルが高い」と新之助の挑戦を評価。歌舞伎俳優として新之助に期待する本音を明かす。