イジリー岡田、“下ネタ”への葛藤「正直あった」…転機となった『アメトーーク!』と出川哲朗の言葉
フィクションドラマ化で実感「恐ろしい深夜バラエティに携わっていた」
――「ギルガメッシュないと」は、「ギルガメッシュFIGHT」として今回フィクションドラマ化されます。令和の今、ドラマ化することについてどう思いましたか?
いや、うれしかったですね~! このドラマをやろうと立ち上げてくれた人に、今から会いに行きたいぐらいです(笑)。「ギルガメッシュないと」は1991年10月からスタートして1998年3月で終わり、2012年には「ギルガメッシュLIGHT」として復活しました。「LIGHT」が終わった時、自分の中でもうこれ以上の展開はないだろうと思っていたのですが、「ないと」「LIGHT」と来て、まさか今回新たに「FIGHT」というドラマが始まるとは…と。まだ、「ギルガメ」を世間は忘れていないんだなと驚きましたし、恐ろしい深夜バラエティに携わっていたんだなと改めて感じました。
――ちなみに、イジリーさんご自身、「ギルガメ」の影響力の大きさを感じたエピソードはありますか。
ある時、路上を歩いていたら、急に僕の前にすっと現れた女性に「イジリ―さんですか?」と聞かれて。僕が「はい」って答えると、「私、岡田と言います。学生時代のあだ名が『イジリー』で嫌な思いをしました。なので、謝ってください」と言われたことがあります。すごい真剣に訴えてこられたので、「本当に申し訳ございませんでした」と頭を下げるしかありませんでしたね(笑)。
――イジリーさんは、「ギルガメッシュFIGHT」の宣伝大使も務めてますね。
「僕にもドラマの主演のオファーがようやく来たか!」と思いましたが、よくよく聞いてみたら宣伝大使とのことで(笑)。その後、第4話にゲスト出演させてもらえることになり、「何行でもセリフを覚えてやる!」と意気込んでいたんですけど、役柄は「ギルガメッシュないと」の収録を見に来た観覧客の一人で、結局、一つの台詞もなく終わりました (笑)。
――ちなみに宣伝大使とはどういった役割なのでしょうか。
JR新宿駅前の大型ビジョン「クロス新宿ビジョン」に番宣映像が流れます。しかも、登場するのはなんとお昼なんです!僕の中のゴールデンタイムは深夜2時なのに、大丈夫かなという不安があります(笑)。あとは、Twitterで発信したり、記者会見にも登壇しました。
――最後に宣伝大使として、ドラマ「ギルガメッシュFIGHT」のPRをおねがいいたします。
「ギルガメッシュないと」は、当時の若い男性たちがみんな見ていたんじゃないかと思うほどの人気番組でした。ドラマ「ギルガメッシュFIGHT」では、この番組がどうやって作られていったのかが描かれていますので、あの時代を知る方たちは、もう一度青春を思い出すような気持ちで見ていただけたらうれしいです。それに今の時代、もう親に隠れずともスマホで簡単に見られますから、ぜひ気軽に楽しんでください(笑)。
文=こじへい
Paraviオリジナルドラマ「ギルガメッシュFIGHT」
動画配信サービス「Paravi」で毎週土曜(2023年1月1日[土]を除く)深夜1:15〜配信予定
https://www.paravi.jp/title/104986