1月8日(日)スタートのバカリズムが脚本を手掛けるドラマ「ブラッシュアップライフ」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系)の制作発表会見が行われ、主演の安藤サクラ、共演の夏帆、木南晴夏が登壇。作品の魅力や、撮影現場の雰囲気、今年の抱負などを語った。
同ドラマは、地元の市役所で働く実家住まいの平凡な独身女性・近藤麻美(安藤)が、人生をゼロからもう一度やり直す“地元系タイムリープ・ヒューマン・コメディー”。ごく平凡な人生を送ってきた麻美が、ある日突然、赤ちゃんから2周目の人生をはじめる奇想天外な“バカリズムワールド”全開の作品となっている。3人が演じるのは、小・中学校からの同級生で、大人になった今でもしょっちゅう地元で遊んでいる親友3人組、麻美、夏希(夏帆)、美穂(木南)。
地元系×タイムリープ・ヒューマン・コメディー
ドラマのキャッチコピーである“地元系タイムリープ・ヒューマン・コメディー”について安藤は「このキャッチコピーがフィットするドラマ。地元にいるような感覚で、馴染みのある景色を見ながらも、感じたことのない新感覚なドラマです」と語り、木南も「タイムリープコメディーと言うと、大スペクタクルなとんでもない物語みたいな気がするんですけど、“地元系”と付いているので、タイムリープする以外は日常の地味なドラマ。衣装合わせのときに言われたのが、“ボツ個性”。普通ドラマでは(演じるキャラクターの)個性を探さなきゃいけなかったりするので、それが結構驚きで不思議な面白いドラマだなと思いました」と述べる。
過去にもバカリズムが脚本を手掛ける作品に出演している夏帆は、「バカリズムさんの脚本の仕事は“ご褒美仕事”のように思っていて、とにかく現場が楽しいんですよ。今回もこの3人のやり取りのシーンがすごく楽しくて、現場の雰囲気がドラマにも出ていると思います。見心地が良く、ずっと見てられるなって思います」と笑顔に。
仲睦まじい3人
ドラマの中では、あーちん(麻美)、なっち(夏希)、みーぽん(美穂)と呼び合う仲良し3人組を演じる一同に現場の雰囲気について聞くと、安藤は「ドラマの中での3人のやりとりと、カットがかかっても変わらないです」と明かす。夏帆は「撮影に入る前に、別に歌うわけではないんですけど、カラオケで3人でお茶しました。私がちょっと年下なんですけど、あんまり年下みたいな感じでいるのも、(劇中の)3人の関係的に違うのかなと思って、タメ口と敬語が混じるみたいな感じで接していて、それを2人が受け入れてくださっていて、とても居心地が良いです」と語る。
木南が「3人で喋るシーンが、ワンシーンですごく長いんですよ。結構せりふを覚えるのが大変だねって話になって、テレビ電話で自宅からリモートでせりふ合わせをしました。これはやってよかったです」と話すと、安藤も続けて「監督にすごく褒められました!その日の撮影が予定よりも早く終わって、3人が練習したおかげで早く良いシーンが撮れたって言われました」と語り笑顔に。さらに木南は「本編で言うと10分くらい喋ってるシーンでした!注目してほしいけど、あんまり注目すると長く感じちゃうかもしれないです(笑)」と語った。