櫻井翔、比嘉愛未、ソニン、渡部篤郎が、1月14日(土)スタートのドラマ「大病院占拠」(毎週土曜夜10:00-10:54、日本テレビ系※初回は「SHOWチャンネル」×新土曜ドラマ「大病院占拠」合体SPの第二部として放送)の放送直前記者会見に登壇。ドラマの見所を語った。
同作は全編完全オリジナルのタイムリミット・バトル・サスペンスとなっており、日本が誇る神奈川県内の総合病院「界星堂病院」が、突如、鬼の面をかぶった武装集団「百鬼夜行」によって占拠され、巻き込まれた一人の捜査官・武蔵三郎(櫻井)が人質を救うため犯人に立ち向かっていくストーリー。武蔵の妻で人質となってしまう心臓外科医の裕子を比嘉が、武蔵と共に武装集団に対峙する神奈川県警本部長の備前武を渡部が、現場で指揮をとる管理官の和泉さくらをソニンが演じる。
櫻井翔、刑事役に初挑戦
本作が初の刑事役への挑戦となる櫻井は「火薬が入った拳銃をドラマの撮影で打つのも初めて」など、これまでに数々の作品に出演してきた中でも、初めての経験がたくさんあったという本作。演じる武蔵の役柄については、「作品全体が土臭いというか、男っぽい作品で、武蔵も男臭い役柄」とコメント。
さらに「撮影現場で監督やカメラマンが『男が見てカッコいい』と何度も言ってくれるんですが、女性目線は大丈夫なのかな(笑)」と撮影時のエピソードに触れると、すかさず比嘉が「女性から見てもかっこよかったです！」とフォロー。「タイムリミットが肝なので、走ったり階段を駆け上がったりするシーンが多く、スクワットを沢山やっておいたおかげで筋肉痛にならずに済んでいます」と身体づくりも万全の状態で挑んでいるという。ドラマや映画など、刑事が主人公を務める作品が多数ある中で、「これまでに見たことがないような刑事像を作れたら」と語る。
2021年にドラマ『ネメシス』(日本テレビ系)に出演した櫻井は「『ネメシス』で出てくる神奈川県警の人たちは結構ひょうきんな人たちで、今回の作品の神奈川県警の皆さんはとても渋くて。神奈川県警ってすごいバラエティ豊かな組織なんだなと思っているところです(笑)」と作中の警察組織についても触れた。また「今ご覧いただいている衣装とメークなんですけど、こんなに綺麗な状態は1話の最初くらいしかなくて、どんどん汚れていって傷が付いたりとかしていくので、この状態は貴重かもしれません」とアピール。
スリリングな展開にも期待
比嘉は「役者人生15年間、毎年、医療ドラマに出演させていただいていることもあり、器具や医療用語などは、体になじんでいます」と語りながらも、今回の心臓外科医役について「医者の中でも特に高い技術が求められる役柄にプレッシャーを感じました」とコメント。さらに、立てこもりの犯人に銃を向けられながらも手術に臨むシーンがあるとのことで、「緊張感の中で、冷静にオペできるのか、スリリングな展開にも期待してほしい」と役柄への意気込みを語った。
ソニンも今回が初の刑事役となり「事件の指揮官に任命される重要なポジションなのでプレッシャーがすごかった」と語り、優秀な指揮官として演技に説得力をもたせるために「専門用語を叩きこむために、スタジオを借りてお稽古しています」と、役作りへのたゆまぬ努力をのぞかせた。今回の会見を開催した現場指揮本部のセットでの撮影シーンが多いとのことで、「高いヒールを履いて一切座らないという役柄なので、久しぶりに座りました(笑)」とコメントし、会場を沸かせる一幕も。
渡部は、今回ドラマに出演するにあたって「プロデューサーや監督から、いいものを作って届けようという強い思いを感じた」とコメント。ドラマの見所については「沢山あると思います」と語り、「完全オリジナル作品で、台本を読んだ時の展開がすごく早く、一話一話の展開がすごく良い」と述べ、「各話の中に、次に繋がる要素が隠れているので、私自身もすごく楽しみにしている」と、自らも演じながらも、今後のスリリングな展開に期待をのぞかせた。
