中村麗乃「『SHOCK』に心奪われて、私もこの世界で生きてみたいと思いました」
ヒロインのリカを演じる中村は『SHOCK』初参加。「新キャストということで本当に緊張しております。長きにわたってたくさんの方に愛されている『SHOCK』という作品に出演させていただけることを本当に光栄に思っておりますし、作品に真摯に向き合って、大切に務めさせていただきたいと思っております。よろしくお願いします」と話した。
そして「去年の博多公演で『SHOCK』を拝見した時に、お芝居だけではなくて、きらびやかなショーだったり、殺陣だったり、いろんな要素がギュッと詰まっていて、その中で絆や愛があって、観終わった後に作品からもらったパワーで明るく前向きになったのを覚えています。いつもとは違う世界に連れて行ってくれる『SHOCK』に心奪われて、私もこの世界で生きてみたいと思いました」と、リカ役を演じたいと思ったきっかけを明かした。現在21歳の中村に、堂本は「初演の時、生まれてないんだよね」と愕然。
最後は堂本が「2023年の『SHOCK』、本編とスピンオフ同時上演という形を取らせていただきます。スタッフの皆さん、キャストの皆さんにはご迷惑をお掛けする部分がたくさんあるかと思いますけど、みんなでたくさん苦労して、その一つ一つの積み重ねがステージ上では輝くものになると思うので、ぜひその輝きをお客様に届けたいと思っております。2023年の『SHOCK』も期待していただきたいと思います。よろしくお願いします」というメッセージを届けて締めくくった。
◆取材・文=田中隆信
ニューヨーク・ブロードウェイ。繁栄と衰退を繰り返すショービジネスの中心。その中で揉まれながらも常に頂点を目指し続ける若きエンターテイナー、コウイチ(堂本光一)。彼が率いるカンパニーのスタートはオフ・ブロードウェイの劇場だった。小さな劇場だが、コウイチのショーはいつも人気で大盛況だった。カンパニーの誰もがコウイチと共にショーを続けたいと思っていた。
ある日、カンパニーの心を動かす一つの事件が起きる。新聞にコウイチのショーを絶賛する記事が載ったのだ。さらにオーナー(前田美波里/島田歌穂)はコウイチにオン・ブロードウェイからオファーがあったことを告げる。
カンパニーの誰もがショービジネスの頂点に進出できると喜びと期待に胸を膨らませ、コウイチの幼なじみのショウリ/ヒロミツ(佐藤勝利/北山宏光)もあふれんばかりのステージへの夢を描くが、オン・ブロードウェイからのオファーは、次第にコウイチやヒロミツ、オーナーの娘リカ(中村麗乃)らカンパニーに亀裂と混乱を生じさせることとなった。
コウイチはある事件によって肉体と魂を分かつ最悪の状況に陥るが、そんな時でも“Show Must Go On!”と、コウイチはショーへの信念を持ち続け、カンパニーを一つにしていく。
ジャニーズ・エンタテイメント
発売日: 2023/01/18