周囲に外堀を埋められるようにして追い詰められていく元康の“どうする”がじっくり描かれた今回。クライマックスでついに元康は織田方に寝返ることを決断し、その目に涙があふれた。
視聴者も悲痛「つらすぎた」
その結果、駿府では悲劇が待ち受けた。瀬名と子どもたちは拘束され、瀬名が「何をするのじゃ!」と叫ぶ中、三河の衆の妻でもある侍女たちは次々と斬られていった。
岡崎にいる夫たちの帰りを待ち望み、楽しそうに衣を選んでいた彼女たちに、突如訪れた悲劇。それは、元康が招いた結果なのだ。女性をも容赦なく斬りすてる氏真の冷酷ぶりと、戦国の世の厳しさが強烈に感じられる描写だった。
視聴者からも「スピーディかつライトな展開からのこのラスト…つらすぎた」「農民たちが戦で死んでいったり、侍女たちが斬られたり。元康の下した決断の影響を受けるのはいつも弱い人々、という現実がきつい」といったショックの声が続出。Twitterでは初回、第2回に続き今回も「#どうする家康」がトレンド世界一に浮上した。
1月29日(日)は、第4回「清須でどうする!」が放送。織田方につくことを決めた元康が、信長に会うため尾張・清須城に向かうストーリーが描かれる。