山田裕貴「自分でも涙するとは思っていませんでした」松本潤“元康”とのシーンを振り返る<どうする家康>
松本潤が主演を務める大河ドラマ「どうする家康」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の第3回「三河平定戦」が1月22日が放送された。戦国最強武将の一人・本多忠勝を演じる山田裕貴がコメントを寄せた。
本多忠勝役・山田裕貴コメント
(第1回大高城から逃げ出した元康を忠勝が連れ戻すシーンで) 「恥ずかしくないのか」と殿に言える男の子ってどういう人なんだろうというところから、忠勝の人物像を考えました。 あそこに忠勝の全てが詰まっていたのだと思います。
そして、第2回の大樹寺で殿が腹を切ろうとするシーンは、特に忠勝の思いが分かるシーンでした。殿は決めきらないし、この武士の世で、なにを優柔不断にナヨナヨしてるんだろうと。その姿を見ていると忠勝として腹が立ってくるんですよね。「俺の家系は家族代々、じいちゃんも父さんもお前のことを守ってきたのに、何しようとしてるんだ」っていう。だから(元康は)こんなところで終わって良い男じゃないし、「多くの人があなたに命をかけているんだ」と。そこを分かってほしい思いでした。
あのシーンは自分でも涙するとは思っていませんでしたが 、思いを魂にどんどん背負い込んでいったら、結果的に自然と涙が出たという感覚です。せりふで書かれていることも勿論思っているんですけど、それだけではない何かがついてきた感じはあります。これからも様々なキャラクターが物語を盛り上げていきますし、もちろん戦国最強の武将・本多平八郎忠勝として、僕も盛り上げていけたらと思います。今後もぜひ、殿の“どうする”を見守ってください。
大河ドラマ「どうする家康」とは…
古沢良太が脚本を務める同ドラマは、誰もが知る徳川家康の人生を新たな視点で描く、一人の弱き少年が乱世を終わらせた奇跡と希望の物語。“孤独なカリスマ”織田信長を岡田准一が、家康が父のように心から尊敬する今川義元を野村萬斎が演じる他、“戦国最強のレジェンド”武田信玄を阿部寛が演じる。
また、豊臣秀吉としてムロツヨシが、三英傑を結ぶ運命の女・お市として北川景子が出演し、山田孝之、杉野遥亮、松山ケンイチ、山田裕貴、大森南朋、松重豊らも出演。語りを寺島しのぶが務める。