坂上忍がMCを務める「デマ投稿を許さない」(毎週水曜夜11:30-0:00、ABEMA SPECIALチャンネル)の、第2シリーズ最終回となった1月25日の放送回では、ツッコミの小杉竜一、ボケの吉田敬からなるブラックマヨネーズ(以下、ブラマヨ)をゲストに迎え、坂上とともに“ブラマヨの今”について語りあった。
「デマ投稿を許さない」は、坂上がSNSのタブーに斬り込み、議論の嵐を呼ぶ、禁断のトークバラエティで、毎回、異なるゲストが抱えるデマ投稿にNOを突きつけ、「真実を言っても炎上するだけ」「本当のことを言う場所がなかった」というゲストの胸の内を、坂上が公平な立場から解き明かしていく。
“ブラマヨついに解散？”
番組では、コンビでのテレビ出演が減っていることで、“ブラマヨついに解散？”とうわさされている投稿を取りあげ、「解散するわけないじゃないですか」と即否定した小杉に対し、吉田は「生活の夢のちがいというか。僕はそれなりに時間もあって、家族とも過ごせてっていうのが目的なんですよ、人生の」と切り出すと、「『いつかNGK(なんばグランド花月)で漫才だけで』みたいな話はふたりで言っていたんですけど、東京の住宅事情の高さ、レートが俺に合ってないなって。こんなに取られるんだったら…最初から大阪でいくわって」と大阪に住まいを移した理由を語った。
また、「小杉の子どもが小学校に上がる頃に、僕に相談あるやろうなと思ったんですよ、どこに居をかまえるか。ところが、東京の学校に勝手に行かせ出したんですよ」と小杉から何も相談がなかったことがショックだったとし、「俺がいつまで東京にいると思ってるの？」と不満を抱いていたと明かし、「『子どもが中学になるまで東京から引っ越さへんつもり？』って聞いたら、『高校まで引っ越さへんよ』って言いよったんですよ」「これは俺、相談、欲しかったなっていうのがあって、しばらくは殺伐としてましたね」とコンビ間ですれちがいがあったことを告白した。
そこで「まだ東京にいると勝手に思ってたから、(吉田が)そういう考えを持ってたんやって、あとから知った。それは申しわけなかったなって」と反省を口にした小杉だったが、ここまでの話を聞き、坂上は「見た目どおりだね。無神経な人と根に持ちそうな人」とコメントすると、“根に持ちそう”と名指しされた吉田は「“細かいところに気がつく”でいいでしょ」と反論していた。
その後は、コンビ間でのすれちがいも解消し、東京と大阪で、それぞれ生活の拠点をかまえたブラマヨのふたりだったが、吉田は「僕は僕で、今、かなりベストになってきてる」とし、「やたら仕事をさせてもらった時は、受動的やったんですよ、あまりにも。仕事がいっぱいあるほうがえらいんだって、それに流されてた」と家族に会いたくても、仕事を優先していたとふり返った。
さらに吉田は、家族との時間を選ぶきっかけとなった出来事について「ある時、息子が『お父さん、肩車してや』とか、やたら甘えてくるなって。息子が寝たあと、嫁に『アイツ、俺のこと、好きすぎひんか？』って言ったら、嫁が『今日、父親参観やってん。お父さんが来てなかったの、うちだけやってん』って言われて、僕、泣いてしまって…」と思い返し、「息子が初めて歩いたのも見逃してる」と気づいたと言い、「“これアカンな”っていうので、小杉とも相談して、家族との時間を取らせてもらう、コンビで司会の番組が何本かあればいいよな、漫才だけはやろうなって話ができた」と打ち明けた。「今は家にいる時がいちばん」とおだやかに語った吉田に、「吉田が、そこまで家族にシフトすると思ってなかったから、本当にビックリした」と驚きの表情を浮かべた坂上だった。
坂上忍「デマ投稿を許さない」
毎週水曜夜11:30-0:00、ABEMA SPECIALチャンネルにて放送▼【1月25日放送 #20】はこちらから
(※放送後7日間、無料視聴可能)
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