2015年度下半期に放送されたNHK連続テレビ小説「あさが来た」。朝ドラとして今世紀最高の全話平均視聴率23.5%をマークした同作は、明治・大正期に活躍した実業家で教育者の広岡浅子の生涯をモデルにした一代記だ。
主演の波瑠の他にも…吉岡里帆ら女優陣が出演した「あさが来た」
浅子をモチーフにしたヒロイン・あさを演じた女優・波瑠の出世作としても知られているが、波瑠以外にも、今をときめく人気女優がブレイク前夜に多数出演している。そこで今回は、そんな「あさが来た」の後に、スターダムへと駆け上がった3名の女優を紹介していく。
吉岡里帆、丸眼鏡がトレードマークの女学生を演じる
吉岡は、千代が通う女学校の寄宿舎で同室となる丸眼鏡がトレードマークの女学生・田村宜を演じた。出会った当初は千代と不仲だったものの、徐々に打ち解けていき、最終的には親友と言える間柄になる。また、「これからは女性が社会進出する時代」との考えから勉学に励む彼女は、女性実業家として活躍するあさに強い憧れを抱き、あさと知り合ってからはその秘書として働くようになる。
今では押しも押されぬ人気の吉岡だが、実は苦労人。本格的に女優を志すようになった大学時代は、京都で学生演劇の舞台に立ちつつ、夜行バスで東京の養成所へ通う日々を送っていた。
その後、女優として活動する中で「あさが来た」のヒロインオーディションに挑戦。ヒロイン役には落選したものの、後日、宜役のオファーを受けたという。