小芝が演じたのは、あさとその夫・白岡新次郎(玉木宏)のひとり娘・白岡千代。千代は、男勝りで行動力のある母・あさとは正反対の室内遊びとおしゃれが好きな女の子らしい少女。思春期を迎える頃には、性格の違いや自身が求める「普通のお母ちゃん」像とは正反対の、実業家として忙しく働くあさに対し、度々反抗的な態度を取るようになる。
小芝は、2011年に開催された女優・武井咲の姉妹キャラクターを一般公募する「イオン×オスカープロモーション ガールズオーディション2011」でグランプリを獲得し芸能界入り。そんな小芝は、「あさが来た」であさへの愛憎入り混じる難しい役どころである千代を見事に演じ切り、女優として演技の幅を広げた。
その演技力は多方面から高く評価され、2021年7月期の連続ドラマ「彼女はキレイだった」では、第109回ザテレビジョンドラマアカデミー賞・主演女優賞を獲得している。近年では女優業のほか、バラエティ番組「ぐるぐるナインティナイン」(日本テレビ系)の名物企画「グルメチキンレース ゴチになります!」の新メンバーに選ばれたことも記憶に新しい。