深田恭子「求められる限りは続けたい」、20年以上第一線で活躍し続けるドラマへの思い

求められる限りは続けていきたい

深田恭子撮影=梁瀬玉実


ーー今回のドラマはAmazon Originalドラマということで配信限定の作品です。地上波のドラマとの違いを感じたことはありましたか?

連続で全部見られるっていう意味では、映画に近い感じがしました。それから1話から10話をいっぺんに撮るということも初めてでしたね。

あるエピソードがあったから、こうは思っているはずだけど、こうは思っていないんだろうなと感じることもありましたし、完成した時に10話に分かれているからこそ、同じようなことばかりをしゃべっているなと思うこともあって、独特だなと思いましたね。

ーーデビューから20作品以上のドラマで主演を務めてこられました。深田さんにとって、ドラマとはどのような存在でしょうか?

今は配信限定の作品もありますけど、私がお仕事を始めた時、ドラマは1年に4クールしかありませんでした。そんな中で、主演になれるのはすごく限られた人だけだったので特別なことだと思っていましたし、出演させていただけるだけですごいことだなと思っていました。

ーーここまでお芝居を続けてきたモチベーション、原動力となることがあれば教えてください。

求めてくださる方がいるなら、挑戦してみようという気持ちでした。私自身あまり意欲的なタイプではないので。だからこそ、自分を信じて、その役をオファーしていただけるなら「きっとできる」と信じて、やってみようかなと。求められる限りは続けていきたいです。

深田恭子撮影=梁瀬玉実