2月5日(日)からスタートする、プリキュアシリーズ20作目「ひろがるスカイ!プリキュア」(朝8:30-9:00ほか、テレビ朝日系ほか)のお披露目記者会見が行われ、メインキャスト声優の関根明良、加隈亜衣、古賀葵と、ABCアニメーションの田中昂プロデューサー、東映アニメーションの鷲尾天エグゼクティブプロデューサーが登壇。関根らは、抜てきされた際の心境や、演じるキャラクターの魅力などをアピールした。また、鷲尾プロデューサーから、これまで詳細が伏せられてきた新たに登場する2人のプリキュアキャストが発表された。
同作は、果てしなく広がる「空」がモチーフの、「ヒーロー」をテーマにした新シリーズ。「知ることで広がる世界」というキーワードの下、天空の世界「スカイランド」と自然に囲まれた「ソラシド市」の二つの都市を舞台に、新たなプリキュアが活躍する姿を描く。
同作への出演が決まった際の気持ちについて、キュアスカイ/ソラ・ハレワタールを演じる関根は、「マネジャーさんからキュアスカイに決まりましたと聞いたときは、あまりの衝撃に頭が真っ白になってしまって、『えっ!』としか反応が返せなかったぐらい、実感できるまで時間がかかりました」と振り返りつつ、「今もまだ緊張していますが、頂いたバトンをまた次につなげられるように頑張りたいと心から思っています」と抱負を語った。
キュアプリズム/虹ヶ丘ましろを演じる加隈は、「事務所でサプライズの形で報告をいただいたんですけど、皆さんの顔を確認して一人一人にありがとうって伝えたいのに、涙がにじんで伝えられませんでした」と当時の心境を明かした。
続けて、「というのも私は『ヒーリングっど・プリキュア』で、パートナー妖精ラビリンの声を1年間担当し、一緒に戦いながらプリキュアの背中を見続けてきました。今回は自分がプリキュアになって戦うことになり、またひとつ特別な思いが生まれました」とコメントした。
プリンセス/エルを演じる古賀葵は、「プリキュアシリーズに出演するのは、声優になる前からずっと憧れであり夢であり目標でしたので、マネジャーさんから『決まったよ』という言葉を聞いたときは本当に信じられないくらいうれしかったです」と喜びを爆発させた。
続いて、自身が担当するキャラクターの好きな部分を発表。関根は、「ソラちゃんはスカイランドから来た女の子なんですが、憧れている“ヒーロー”に向かってずっと全力でひた走っている努力家の女の子です。コツコツ努力を積み重ねるのが好きな子で、台本を読んだ瞬間からこの子はすごいと思いました」とその魅力を語った。
さらに「私は鳥が大好きなんですが、スカイランドは鳥さんと一緒に暮らしている国。すごく幸せな場所だなと思いますし、夢に向かってずっと走っているところが、すごく(自分と)リンクしていて、私もさらに努力して、一緒に走っていきたいなと思っています」と思いを明かした。
加隈は、「ましろちゃんは、人の気持ちに寄り添える温かい心を持ったすごく優しい女の子で、全部好きです。女の子の憧れや、見た目だけじゃないかわいさ、内面から出る優しさと温かさが1話1話に詰まっていて、ワンシーンワンシーン語りたいぐらいすごくかわいい」と絶賛。
古賀は、「エルちゃんはすごく不思議な力を持っている子です。赤ちゃんなので見るものすべてが新鮮で、表情が毎回本当にかわいらしくて、見ているだけでも愛おしく幸せになれます。今は赤ちゃんなのでたくさんしゃべることはできないんですけど、これからソラちゃんやましろちゃんたちと触れ合うことでどんな風に成長していくのか今からすごく楽しみです」と期待を寄せた。
このほか、同作のテーマである「ヒーロー」にちなみ、「皆さんにとっての“身近なヒーロー”と呼べる憧れの方、パワーをくれる方を教えてください」という質問には、関根が「いつも大丈夫だよと言ってくれるメークさん、スタイリストさん、マネジャーさんなど自分を支えてくれる人たち」を列挙。
加隈は「私は誰かが頑張ったり好きなことに打ち込んでいる姿を見て、気持ちをもらったりしているので、キャスト、スタッフの皆さん、事務所の方、すてきな言葉をかけてくださるファンの方など勝手にヒーロー認定している方がいっぱいいます。世の中ヒーローだらけです(笑)」と回答。
古賀も「一番身近に感じるのは、そばで自分を支えてくれる事務所の皆さん、マネジャーさんたち、いつも見てるよと声をかけてくれる方、そして一番の味方でいてくれる家族、一緒にチームを作って戦ってくれるキャスト、スタッフの皆さん」と同意しつつ、「みんながヒーローの素質を持っていて、“私なんか”という人なんて誰一人いないということを『ひろがるスカイ!プリキュア』を通して改めて感じています」と話した。
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