趣里がヒロインを務める2023年後期朝ドラ出演者に柳葉敏郎、水川あさみ、菊地凛子らが決定<ブギウギ>
鈴子のライバル歌手・茨田りつ子役、菊地凛子のコメント
当時の厳しい時代を生き抜いた表現者を演じられるこの機会に、心から感謝しております。モデルは淡谷のり子さん、私が幼い頃に見ていた彼女は、強さとはかなさを合わせ持った少女のような方だった印象があります。彼女の生き様を体現できる機会に巡り会えたことの喜びに浸っております。今から、この魅力あふれる世界に飛び込む事が楽しみでなりません。
趣里さん演じる鈴子さんの大きな旅を近くでみられるこの時間を大切に過ごしたいと思います!不器用な私ですが、どうかみなさんに応援してもらえるように、精一杯頑張りたいと思います。そして、少しでも、自分が思いもよらない、すてきな時間に出会えますように。どうぞ、皆さんよろしくお願い致します!!
「ブギウギ」あらすじ
大正の終わりごろ、大阪の下町の小さな銭湯の看板娘・花田鈴子は、歌って踊るのが大好きな天真爛漫な女の子。小学校を卒業した鈴子は「歌と踊りでみんなを笑顔にしたい」と思うようになり、道頓堀に新しくできた歌劇団に入団。必死に稽古にはげんだ鈴子は、メキメキと成長、抜群の歌唱力で頭角を現していく。昭和13年、鈴子は上京。そこで人気作曲家と出会い、大きく運命が変わっていく。鈴子は作曲家の指導を受け、“スウィングの女王”と呼ばれ人気歌手になっていく。
しかし戦争が始まると、鈴子が置かれた状況は一変。鈴子の歌っていた歌は「敵性音楽」となり、鈴子の舞台での歌や踊りが厳しく制限されてしまう。さらに、鈴子の弟は出征。また、ちょうどその頃、鈴子の母も病気で亡くなってしまう。不幸が重なり悩んでいた鈴子の前に、ある青年が現れ、ふたりは恋に落ち、やがて結婚を誓いあうまでに。しかし、青年の家族は大反対、結婚はなかなか実現できない。やがて戦争が終わり、鈴子は青年の子を身ごもる。
ところが、青年は病にかかってしまい、会えない日々が続く。そして、臨月の鈴子のもとに届いたのは青年の訃報だった。死に目に会えず、結婚もできないままの別れ。数日後、鈴子はひとりで娘を出産。鈴子は、ひとりで娘を育てながら舞台で歌う。そんな中、生まれたのが「東京ブギウギ」だった。明るく、飾らず、全身で歌う、鈴子の真骨頂。戦後の傷ついた日本に、その歌声が響き渡る。鈴子の歌声に合わせて、笑顔で歌い踊る人たちが日本中にあふれていった。鈴子は“ブギの女王”と呼ばれるようになり、大スター歌手への階段を駆け上がっていく。
NHKエンタープライズ
発売日: 2022/08/26
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発売日: 2023/07/21