また、主演の有村は、豊嶋と共演した感想を「本当に(原作の)絵から出てきたような、オカジそのもののビジュアルで、オカジにしか見えない。花ちゃんということを忘れちゃうくらいで。マコト(嶋田)との掛け合いもすごく自然ですし、本番じゃないところの2人の関係性も、オカジとマコトのまま仲良さそうにしていたのを見ながら、私はほほ笑ましく現場にいて(笑)。その時まだ中学生だったんですけど、小さい頃からお芝居もされていますし、肝も据わられていて、とにかく礼儀正しくてしっかりしているという印象がありました」と絶賛。
有村からの賛辞に、豊嶋は「ありがとうございます。今の言葉がうれしくて大興奮しているんですけど、私からしても有村さんは演技が始まるとちひろさんにしか見えないし、最初のシーンを終えたらその後の有村さんはちひろさんにしか見えなくなっちゃって。女優さんとしてもともと憧れだったんですけど、女性としても憧れの方になりました」と、羨望のまなざしを向けていた。
◆取材・文・撮影=ブルータス・シーダ