また、劇中には主人公・深澤が「もうやってらんねえよこんなの」と本音をぶちまけるシーンがあるということで、最近そういう「うんざりしたエピソードはあるか」という質問が。
これに対し、斎藤は「めちゃくちゃありますよね。タクシーをよく利用させていただくんですけど、『空車』だと思ったら『迎車』だっていう。何で同系色なんだろうって、思いませんか? 何で近い色なんだろう。それに対しては積年のうらみ…じゃないですけど、どうにか色味を変えてもらいたいなって…絞り出した答えがこれしかない」と苦笑いしながらも、タクシーが捕まらない時は特に誰もが思ってしまうような“あるある”ネタを紹介。
一方、趣里は「最近ということでもないんですけど、家で掃除をしているとき、掃除をしてもしてもなぜか髪の毛が落ちているという(笑)。ないですか?あれ?さっきしたのに、ねっ?」と観客に向かって同意を求めると、うなずいている人が多く見られ「ほら、皆さんうなずいてらっしゃる。こういう感じです…絞り出しました!」とエピソードをひねり出し、こちらも日常生活における“うんざりネタ”を披露した。
◆取材・文・撮影=ブルータス・シーダ