ももいろクローバーZ(ももクロ)のバレンタイン恒例イベント「ももいろクローバーZ ももクロくらぶxoxo~バレンタイン DE NIGHT だぁ~Z! 2023」が、2月11日に神奈川・横浜アリーナで開催された。
同イベントは、ニッポン放送をキーステーションに全国放送されているももクロの冠ラジオ番組「ももいろクローバーZ ももクロくらぶxoxo」(毎週日曜夜10:00-10:30)の公開収録。2013年から毎年開催され、この日は「裏」公演、2月12日(日)に「表」公演として行われる。
ゲストコーナーには、「昭和のニッポン放送と言えば」という紹介で三宅裕司が登場。「三宅裕司のサンデーヒットパラダイス」(毎週日曜朝9:00-昼12:00)が放送中だが、「ヤングパラダイス」(1983年5月2日~1990年3月28日)から通して40年連続でニッポン放送の番組でパーソナリティーを務めている。そんな三宅が昭和のラジオについてさまざまなエピソードを披露した。
また、玉井詩織が5月31日(水)から上演の「熱海五郎一座 新橋演舞場シリーズ第9弾!! 東京喜劇『幕末ドラゴン ~クセ強オンナと時をかけない男たち~』」にゲスト出演することから、三宅が「東京喜劇」についてもトークを展開。
さらに、ももクロが大喜利に挑戦する場面では、玉井が「本当にちっちゃくなっちゃう…」と緊張した表情を見せると、すかさず高城れにが「出来によってはメンバーチェンジも」と、佐々木彩夏も「オーディションのつもりで」と、「熱海五郎一座」出演を狙う姿勢を見せる。三宅は「ちらしを作っちゃったからなぁ…。しおりんが一番面白いという結果になってほしい」と、玉井に期待を寄せた。
大喜利では次々とお題が出され、佐々木が「まだあるの? (イベントの時間が)押してるならここで巻いてくれればいいのに」と音を上げる一幕もあったが、個性的な答えで約1万人のモノノフ(ファンの呼称)の笑いを誘う。
続いて行われたコントの舞台は「学校」。三宅が先生、ももクロが生徒となり、悩んでいる生徒(佐々木)を勇気づけるという設定で行われた。百田、玉井、高城が佐々木になぐさめの言葉をかける中、三宅から「アドリブがすぎる! どうツッコんでいいか分からないよ。台本通りやれよ」と注意が飛ぶ。佐々木のボケに対し、玉井や高城が「バーカ!」と言い放つなど、自由な展開に三宅もあたふた。「振りを間違えるな」と指摘されるなど百田の天然も飛び出し、三宅は「お前ら自由すぎるぞ」と頭を抱えた。
しかし、コント終了後、三宅は「みんな素晴らしすぎる。間とか、アドリブを言った後でちょっと笑っちゃうところとか。ものすごくやりやすかった」とももクロを絶賛。
玉井は「笑いが聞こえるとうれしいです。とても楽しみです」と、熱海五郎一座へ向けて少し自信をつけた様子だった。
イベントの最後には、2024年も2月10日(日)、11日(日)に開催することを発表。会場は2月11日のイベントで発表される。また、この日の模様は、ニッポン放送では3月5日(日)、12日(日)に「ももいろクローバーZ ももクロくらぶxoxo」で放送予定。