俳優の深川麻衣が2月12日、都内にて開催された自身の写真集「Free Mind」(幻冬舎)発売を記念した囲み取材に出席。バレンタインデーの切ない思い出を明かした。
沖縄の石垣島と竹富島で撮影された同書には、海辺ではしゃいだり、イルカとたわむれたり、古民家でのんびり過ごしたりする深川の姿を収録。その他にも、シーサーを作ったり、ソーキそばやゆし豆腐などのローカルフードに舌づつみを打ったりと、沖縄旅行を深川と共に楽しんでいるような内容となっている。
こだわったのは“旅行感”
深川は「写真集なんですけど、石垣島と竹富島の良さもギュッと詰まった、半分ガイドブックのような要素もあって。この中で着ている衣装も、実際に大きなキャリーケースに入るくらいの着数にこだわって、スタイリストさんと相談しながら(決めた)」と説明。
「ところどころ同じ靴を履き回していたり、ワンピースの上になにかを羽織っていたりとか、そういう旅行感というものにすごくこだわって作りました」と紹介した。
また「去年の7月に撮影をしました。特に大変なこととかは道中もなかったんですけど、暑さのピークくらいの時期だったので、熱中症には細心の注意を払いながら。体感的には40度近い暑さでした」と回顧。
石垣島と竹富島を撮影地に選んだ理由を聞かれると、「私のファースト写真集は金沢で撮影させていただいたんですけど、その時期がまだ肌寒かったということもあって、せっかくセカンド写真集を作らせていただくなら、少し雰囲気を変えて皆さんに楽しんでいただきたいなと思ったので、次は暖かい場所がいいかなと考えていて」と打ち明けた。
さらに「なかなか写真集って出せるものではないと思っているので、自分にとってはこれが最後になるかな、くらいの気持ちで撮影しました」とコメント。「そう言って再来年とか出していたら申し訳ないんですけど(笑)、自分の中では最後じゃないかなという感覚です」と語った。
忘れてました(笑)
2月14日のバレンタインデーに関する話題では、「バレンタインデーということを忘れていました(笑)」と笑う場面も。
バレンタインデーの思い出を尋ねられ、「小学校の頃に初めてバレンタインのチョコ作りを友達とした」「初めて料理らしいことをして、すごく楽しかった」と懐かしむ。
続けて「好きだった男の子に渡そうと思って、5000円くらいかけて何回も買って作って練習したんですけど、結局あげられなかったという切ない思い出があります」と告白。「勇気がなくてあげられなかったんです。自分で食べました」と振り返っていた。
◆取材・文=山田健史
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