広瀬すずが主演、King & Prince・永瀬廉が出演する火曜ドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)が現在放送中。美しい映像のみならず、キャスト陣の繊細で自然体な演技が話題となっている本作は、「恋仲」(2015年)、「好きな人がいること」(2016年、共にフジテレビ系)などの月9ドラマを手掛けた金井紘氏が監督を務めている。このたび、WEBザテレビジョンでは金井監督にインタビューを行い、本作を作る上でのこだわりや、キャスト陣の魅力、そして撮影の裏側などについてたっぷりと語ってもらった。
同作は、九州の片田舎で育った浅葱空豆(広瀬)が、幼なじみの婚約者を追って上京した先で、音楽家を目指す青年・海野音(永瀬)と運命的で衝撃的な出会いを果たすことから始まる「夢」と「恋愛」の物語。
脚本を担当するのは、「オレンジデイズ」(2004年、TBS系)以来19年ぶりに“王道青春ラブストーリー”を手掛ける、北川悦吏子氏。互いに夢を追い、励まし合い、時にはけんかをしながらも笑い合って過ごした23歳の2人の“愛おしい時間”を描く。
――地上波の連続ドラマで“王道ラブストーリー”を手掛けるのは久しぶりだと思いますが、撮影をしてみていかがですか?
彼らの恋愛模様や、恋をしている時の表情を見ると、年がいもなくキュンとしたりするんですよね。アラフォーの僕がキュンとするんだから、若い世代の方はもっとキュンとしてくださるだろうなと思っています(笑)。
――今回、初めて“火ドラ”に携わるにあたって、撮影前に意識していたことはありますでしょうか?
僕も個人的に火ドラで好きな作品がありますし、ラブストーリーを期待される枠だということはもちろん分かっていました。北川さんが脚本を書き、広瀬さんと永瀬さんが出演されるということで、後世に残るラブストーリーにしたいなと思っていて。僕自身、思春期に見て今も心に残っているラブストーリーがあるので、ドラマを見た人がいつか2023年のこの時期を思い出す作品になればいいなと思いました。
“月9”をやっていた時代に比べてラブストーリーがすごく減っている気がしていて。当時は、同じくラブストーリーをやることが多い“火ドラ”を応援する気持ちもあったんです。(火曜ドラマは)時代に残るラブストーリーを作っていらっしゃる枠なので、プレッシャーもありましたが思い切ってやりたいなと思いました。
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