TEAM NACSのリーダー・森崎博之による「TEAM NACS Solo Project 5D2 -FIVE DIMENSIONS 2-『Hiroyuki Morisaki AGRIman SHOW』」が、2月18日(土)に東京・サンシャイン劇場で開幕。17日にゲネプロが行われ、森崎が囲み取材に応じた。
「TEAM NACS Solo Project 5D2 -FIVE DIMENSIONS 2-」は、TEAM NACSが2011年に行ったソロプロジェクトの第2弾。森崎、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真の5人それぞれが、表現したい世界を形にし、全く異なる5つの演目を順に上演。5次元=5D、TEAM NACSの多面性を描く。
東京進出で初めて立った思い出の場所
森崎は「実はこの池袋サンシャイン劇場というところは、僕たちずっと北海道の劇団だったんですけど、初めて北海道を出て東京で舞台をやるという時に上がった、5人にとっての思い出の場所なんです」と感慨深げ。
「そこに久しぶりに立てる。今回一人きり(一人芝居)で周り(TEAM NACSのメンバー)はいないんですけど、私には野菜たちがありますから。野菜、そして農家さんの思いを共演者にして、励まし合いながら舞台をお送りしたいなと思っています」と意気込みを語った。
初めての一人芝居の感想を聞かれると「ずっと寂しかった。TEAM NACSだと5人いますし、関係者の方々は50人くらいいるんですけど、今回は最初の読み合わせが10人ぐらいしかいなくて。ただ、マジシャンの方を含め映像があったり、音楽があったり、ダンスがあったりと、あれもこれもといろいろやるんですけども、周りの人たちがすごく盛り上げてくれて、私をどんどんどんどんあちこちに引っ張ってくれて、今は頼もしい存在になっていて、今は寂しくないです」と楽しんでいる様子。
「一人でも何とかやっていけると思ってます。これは(TEAM NACSを)“いつ解散してもいいな”ってぐらい。そんな自信につながりました」と報道陣の笑いを誘った。
他のメンバーからの激励は「皆無」
TEAM NACSの5人それぞれが得意分野を生かしてショーを上演する同プロジェクト。「第1走者」という森崎は、「私は農業をやります。他のメンバーも違う自分の持ち分野で何か出してくると思うんです。ぜひ5人それぞれのショーを楽しんでいただきたいし、私を見ていただいて、他の4人のショーも見ていただいて、その後5人そろったTEAM NACS本公演というものにつなげていきたいなと思っております」とアピールする。
そんな大事な「第一走者」の開幕を翌日に控えているが、他のメンバーから特にリアクションはないという。「皆無ですね。メンバーのリアクションもなければ激励のメールも『今年もよろしくね』というメールもありませんでした。一人だけ『紅白歌合戦お疲れさま』って書いたら、『おぉ、見てくれてありがとう』って返ってきました」と暴露。
「リアクションはないけど、僕たちは意識し合っているので、僕もよくマネージャーに『あいつ何をやるの?』とか『あいつ何考えてるの?』って聞くんです。同じように他メンバーも、私が農業ショーをやるということで、たぶんびびっていると思います。『なんじゃそりゃ?』って。私が尖ることによって、他のメンバーの刺激になれたらいいなとも思っています」と、トップバッターらしくコメント。
しかし、「メンバーたちには見に来てもらえるとは思うので…分からないですけど。本当に見に来てくれるんでしょうか?(笑) 何とかきてほしいんですけどね」と最後まで弱気なコメントで、報道陣を笑わせた。
同公演は、2月26日(日)までサンシャイン劇場で、3月11日(土)、12日(日)に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで、18日(土)、19日(日)に北海道・カナモトホールで上演される。
アミューズ