日本デビューを果たしたYU、今後の目標は歌手と俳優の“二刀流”でアジア圏で活躍

俳優でシンガーソングライターのYUが、カレンダー「YU Calender 2023.4-2024.3『THE GLOBETROTTER』」を発売。2月23日に都内で発売記念イベントを実施した。

カレンダーのコンセプトは「大冒険」

YUは、日本人の父と台湾出身の母を持つハーフ。愛知県名古屋市で生まれ、大学進学を機に、台湾へ移住した。2018年に台湾の芸能事務所の研修生となり、語学・芝居・音楽を学び、2021年放送に初主演でドラマデビュー。同作の挿入歌も担当し、ミュージシャンとしても活動している。2021年8月から日本での活動も開始。「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」(2022年、日本テレビ系)で日本の連続ドラマ出演を果たしたほか、韓国でのファンミーティングも盛況で、アジア圏での人気が高まりつつある。

「今回は日本でもデビューし、日本と台湾を行き来する環境になりました。先日、韓国でファンミーティングをやらせて頂きました。これからは、アジアの色々なところで、こういうイベントができたらなと思っています。そこで、移動や場所をとにかく楽しもう、というコンセプトで、今回『大冒険』をテーマに撮らせて頂きました」と、タイトルにある「THE GLOBETROTTER」の意味を紹介した。

撮影は日本国内で実施したという。「今回、長い時間をかけて取りました。色々な場所を回るのはとても新鮮でした」と、笑顔をみせた。お気に入りのカットは洞窟での1枚。千葉で撮影されたことを明かし、「僕にはない表情や雰囲気が気に入っています」と語った。

ホームタウンでの発売イベントは「絶対に知り合いに会いたくないです」

発売イベントは、2月25日(土)に愛知県と大阪府でも予定されている。ホームタウンでイベントを行うことについては、「まさかこんな日が来るとは思いませんでした。ファンの皆様にはお会いしたいですけれど、絶対に知り合いに会いたくないです」とはにかんだ。

今後については「今年に入って海外に行き来しやすくなってきました。アジア圏で活躍するのが今年の目標です。今は台湾をベースに活動をしていますが、どこかの場所に絞って、ということは考えていません。歌手、俳優としての活動も、どちらもよい影響があると思っていますので、二刀流で進めていければ」と、これからの抱負を述べた。

◆取材・文：栗原祥光