日本が誇るセクシー集団・第2世代「恵比寿★マスカッツ」が2周年を迎え、冠番組「マスカットナイト・フィーバー!!!」(テレビ東京ほか)もますます盛り上がりを見せてきた。
そんなさまざまな活躍を見せる彼女たちにWEBサイト「ザテレビジョン」が迫る座談会連載の記念すべき第1回となる今回は、葵つかさ、神咲詩織、川上奈々美、湊莉久の4人が登場。2年間突っ走ってきたエピソードの数々や、3年目の目標を語ってくれた。
――第2世代恵比寿★マスカッツが2周年を迎えました。
川上:限界に挑戦しているなあと思いますね。特に体力面。全国ツアー(喜怒愛楽ツアー「全国イク行く~」)では7曲連続でパフォーマンスをすることもあったので、体力がどこまで持つのか、限界を超えられるかということが試されているような気がします。
神咲:普段の仕事では、決まった人と長時間行動を共にすることは少ないんですよ。でもこうして丸2年一緒にいて…。ツアーの時も2カ月間丸々メンバーと一緒にいたし、普段も収録やダンスリハで、何だかんだで週に1回はみんなに会うんです。
避けられない人付き合いを20代のうちに経験できることは、本当にありがたいなと思っています。
葵:初めての収録の時に、マッコイ(斎藤)さんに「お前はソロプレーヤーなんだよ」って言われたことが今でも心に残っています。これはグループ活動なんだから、それを身に着けろと。自分自身でも、殻にこもってしまいがちだと自覚してました。
マスカッツに入ってから、メンバーとぶつかることも何度もあったんですが、今ではそういうことも少なくなって、自分の居心地のいい立ち位置を見つけることができました。振り返れば2年の月日が必要だったんだなと思いますね。
やっと、マスカッツが体になじんで、周りに甘えることも、助けてもらうことも増えてきました。
湊:逆に最初は、みんな仲良かったんだよね。女子にありがちな、一定の距離感みたいな。表面上は仲良くて、日がたつにつれて互いに我慢ができなくなってきて、どんどん仲が悪くなるんですよ。でもグループだから嫌でも会わなきゃいけなくて、たくさんぶつかる時期もありました。
マスカッツは、相手と向き合うことを避けてきた女の子が多いと思うんです。あくまで、普段はグラビアなどで活躍するソロプレーヤーなので。
それがお互いに向き合うようになって、直してほしいところや、逆にこういうところがいいっていう部分を言うようになったら、すごく風通しが良くなって、居心地も良くなった。そうしたら、変に気を使うこともなくなって、会った時に空気で分かるようになって。
2年もかかったというよりは、2年でここまで来られたんだ、と思っています。
川上:役割分担がうまくできてきたのかも。不得意なことは誰にでもあると思うんです。私の場合は言葉の選び方がすごく下手で(苦笑)。
そういう時、かみしお(神咲)がみんなにうまーく、やわらかーく伝えてくれるんです。こういう分担が自然にできるようになってきたのは、今回のツアーからかな?
――そんな2年分のマスカッツが詰まったツアーも、ラストを迎えました。振り返ってみて、いかがですか?
葵:私、リーダー(明日花キララ)のぎっくり腰しか思い出にない。
川上:本当に持ってるよね(笑)。リーダーなのに最終日に初参加って。
神咲:古川いおりちゃんが代役になって、しかもそれが前日に決まって、3連休つぶしてきてくれたんですよ。
川上:本人は相当頭抱えてたよね。
湊:でもそういう時のフォローもお互いにうまくなってきたよね。
神咲:最初は立ち位置も全然分かっていなかったのにね。できるようになるんだなあって思う。
川上:特にダンススキルと、頭の使い方ね(笑)。
葵:リーダーが来ないから、リハも自分たちでやらなきゃいけない状況になったりもしたよね。自主練でほぼ乗り越えたって言ってもいいかも。中途半端じゃ先生が来てくれないかもしれないし、自分たちの責任だと思って何もかもやってきたから。
かみしおちゃんとかスーブーがダンスリーダーになってくれて本当に助かった。
川上:曲と曲のつなぎ目の構成とかも、どうする? ってみんなで相談するもんね。
湊:自主練とかも、最初の頃は何をしたらいいのか誰も分からなくて。だから自主練なんてやる意味ないじゃんって思ってる子もいましたね。でも今回のツアーでは、とにかくいまやらなきゃいけないことを各々で出し合って、きちんと考えたんだよね。
川上:ライブ経験を積んだから、2年目はやっと分かったのかも。
下に続きます