『ガンダム 水星の魔女』『原神』コスプレイヤーたちのこだわり「クオリティアップにも励みます」
世界最大規模の造形フィギュアの祭典として知られる「ワンダーフェスティバル(略称：ワンフェス)」。その最新回に当たる「ワンダーフェスティバル2023[冬]」が、2月12日に幕張メッセにて開催。大勢のサブカルファンが集結し、会場は大盛り上がりとなった。本記事では、そんな「ワンフェス」のもうひとつの見どころである“コスプレエリア”に注目。新旧さまざまな作品のキャラクターに扮したコスプレイヤーたちに“コスプレのこだわりポイント”を聞いた。
「水星の魔女」「2.5次元の誘惑」コスプレイヤーたちにこだわりを直撃！
こだわったのはウィッグの前髪ですね。束感を出しながらも自然な感じで流してみました。4月からは「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の第2クールも始まるので、そちらを楽しみにしつつ、コスプレのクオリティアップにも励みます。(「機動戦士ガンダム 水星の魔女」ミオリネ・レンブラン／深月風香さん)
ウィッグの両サイドにある“外跳ね”です。左右で対称になるように、毛量や位置などは家であらかじめ調整してきました。細かい部分ですが、外跳ねがあるかないかで雰囲気がガラリと変わってしまうので、そこは毎回、気をつけています。(「原神」アンバー／國井紫苑さん)
こだわりとはちょっと違うんですけど、このウィッグは「2.5次元の誘惑」のテレビアニメ化が発表されるよりも前に買ったものでして…。漫画作品の場合、回によって色使いはけっこう違っていたりするので、どの色味が正しいのか判別しづらいんですけど、悩んだ末に購入したウィッグと、アニメの公式サイトで発表されたビジュアルが同じ色味だったので、ちょっと嬉しくなりました。(「2.5次元の誘惑[リリサ]」リリエル／碓氷すみれさん)
注目していただきたいのは、背負っているバッグのデザインです。ちょうどいいデザインのものを用意できたので、今回は前からだけでなく、バッグも写り込むように後ろからもたくさん写真を撮っていただけると嬉しいです。(「リコリス・リコイル」錦木千束／桃華りんさん)
また、「ワンフェス」とは、プロ・アマチュアを問わず誰でもフィギュアや模型といった造形物を出展・販売できる大型イベントで、1984年にプレイベントが初開催。そこから徐々に規模が拡大していき、近年では大手企業も続々と参入するようになった。
この度の「ワンフェス2023[冬]」では、限定グッズの販売や人気声優によるステージ企画に加え、「機動警察パトレイバー」のデッキアップイベントも実施。実物大98式AVイングラムが展示され、こちらも好評を博していた。なお、次回の「ワンダーフェスティバル2023[夏]」は、2023年7月30日(日)に開催予定。
取材・文＝ソムタム田井
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
