
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、大寒波の寒さによって水道管の破裂してしまった時の苦労を描いた『水道管が破裂した話』をピックアップ。
鹿児島県在住の作者・がい子くじんさんが1月27日、本作をTwitterに投稿したところ3.1万件の「いいね」が寄せられたほか、1万件以上リツイートされ話題を呼んだ。本記事では作者のがい子くじんさんに、創作の裏側について伺った。
突然起こった“水道管破裂”…作者がとった行動とは?

ある日、近所の人から作者の元へ「あんたんち水いっぱい出てるわよ!」という報告が。なんと大寒波の寒さによって水道管が破裂していたのだ。初めてのアクシデントで、慌てて水道業者に問い合わせてみるものの、“雪に弱い鹿児島”ということもあって、なかなか対応してくれる業者が見つからない。
ひとまず水道局のアドバイスに従い、ビニールテープで応急処置。翌日、知り合いのツテでつながった業者がきて、ようやく水道管を修理してもらうことに。テキパキと修理する姿を見た作者は「やっぱプロに任せるって大事よな~」と感心するとともに、さらに大事なことに気づく…というストーリー。
がい子くじんさんの苦労が伝わる体験談を描いた同作に、Twitterでは「自分だったらパニックになって、乗り越えられる自信がない」「鹿児島でも水道管が凍るってエグすぎるな…」など同情の声が多数が寄せられた。
「今回は鹿児島でもかなり珍しい出来事だった」作者・がい子くじんさんが創作の裏側を語る

――「水道管が破裂した話」を創作したきっかけや理由があればお教えください。
日常の出来事を日記形式で4コマにすることが多いのですが、今回は鹿児島でもかなり珍しい出来事だったので描くことにしました!
――描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあれば教えてください。
こだわったわけではないですが鹿児島県民は本当に雪に弱いです。そして灰の処理の仕方は他県より優れています。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
描く前に「やっぱ人だなぁ」と思ったのでそのセリフを最初に描きました。なので最後のコマが主と言えるかもしれません!
――個人的には水道管の破裂を経験したことがないので、とても大変な事態だったと思いました。作中で描けなかった、ほかに大変だったことやエピソードがあれば教えてください。
ガムテープでぐるぐる巻きにして、本当に「多少マシ」にはなったのですが水は漏れ続けたんです。なので、その夜はトイレ以外はほぼ断水状態で生活してました。寝る前はちょっと落ち込んでいましたが早く直ってよかったです!
――がい子くじんさんの他の作品も拝見しましたが、コメディーテイストでクスっと笑える内容が多い印象です。作品を創作する際は、どのような発想で手がけられているのでしょうか?
発想はかなり貧困と自覚してるので、日常の中で心にひっかかったことをメモすることが多いです。出来事を「心に引っかかる事」と判断するかどうかは人それぞれでしょうが、自分はその基準が大分ゆるいように感じます。
――今後の展望や目標をお教えください。
これが出来たら苦労しない、という話ですが「魅力的なキャラ」を考えつきたいです。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
今後ともがい子くじんをよろしくお願いします!いつもありがとうございます!
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。