井上真央が主演を務める金曜ドラマ「100万回 言えばよかった」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)が現在放送中。主役級のキャストが見せる繊細な演技が涙を誘う同作は、放送後にドラマの関連ワードがTwitterでトレンド入りするなど、SNSを中心に話題となっている。このたび、WEBザテレビジョンではプロデューサーを務める磯山晶氏にインタビューを行い、主要キャスト陣の魅力やキャスティング理由、そして撮影裏話などについてたっぷりと語ってもらった。
完全オリジナルの“切なくて温かい”ファンタジーラブストーリー
同作は、連続テレビ小説「おかえりモネ」(NHK総合)などを手掛けた脚本家・安達奈緒子氏による、“切なくて温かい”ファンタジーラブストーリー。数奇な運命に翻弄(ほんろう)されながらも奇跡を起こそうとする3人の姿を完全オリジナルで描く。
同ドラマには、主人公・相馬悠依(井上)にプロポーズしようと心に決めた矢先、不可解な事件に巻き込まれて幽霊になった男・鳥野直木を演じる佐藤健や、そんな二人の運命に寄り添わざるをえない刑事・魚住譲を演じるも松山ケンイチも出演している。
井上真央の魅力は台本に対する理解力の深さ
――主演を務める井上さんの印象や、撮影の裏話などがあれば教えてください。
まず台本に対する理解力が深くて、「こういうつもりで演じますがいいですか?」とか、直木や譲がこれだと不自然になっちゃうなという時に「私がこうすればどうでしょう」とか、現場で提案してくださる内容の方向性がいつも的確なんです。
悠依のキャラクターが全くブレないですし、すごく頭が良くて、しかもそれを表現できる実力がある。そして、何よりも「かわいいな」と思いますし、本当に稀有な女優さんです。