上川隆也「遺留捜査」で戸田恵子、財前直見と16年ぶりの共演!

2017/06/22 07:00 配信

ドラマ

16年ぶりの共演となった3人の共演は必見だ(C)テレビ朝日

刑事・糸村聡(上川隆也)の活躍を描くドラマ「遺留捜査」(毎週木曜夜8:00-8:54テレビ朝日系)のスタート日が、7月13日(木)に決定。初回は伊東四朗財前直見ら豪華ゲストを迎えた2時間スペシャルとして放送されることが分かった。

同ドラマは連続ドラマ第4シーズンに突入し、舞台を京都に移して新メンバーを迎える。糸村が着任するのは、特殊な事情のある案件に優先的に投入されるチーム“特別捜査対策室”、通称“特対”。

世間の耳目を集めるような派手な事件から、隠密捜査、他府県との合同捜査などを担当するプロフェッショナル集団で、難事件を鮮やかに処理することから“火消し”とも呼ばれている部署だ。

上川「手袋をしている写真に注目」


初回2時間スペシャルで特別捜査対策室メンバーが挑むのは、神戸港を周遊する遊覧船で爆発が起き、乗員乗客を人質に取られるという事件。財前は、その遊覧船に乗り合わせた衆議院議員で “女性初の総理候補”との呼び声も高い長部麗子を演じる。

また、この第4シーズンには戸田恵子も“特別捜査対策室”のメンバー・佐倉路花役でレギュラー出演している。

上川、財前、戸田の3人といえば連続ドラマ「お水の花道 女30歳ガケップチ」(1999年)、「新・お水の花道」(2001年、共にフジテレビ系)で共演した間柄。

「お水の花道」では、舞台となったクラブのオーナー・石崎を上川が演じ、ヒロインのホステス・明菜を財前、明菜の親友でもある最年長ホステス・よおこを戸田が演じていた。

上川と財前は2015年にドラマ「花咲舞が黙ってない」(日本テレビ系)で共演しているが、この3人がそろうのは「新・お水の花道」以来、16年ぶりとのこと。

上川は、財前・戸田との久々の共演について「年月を経てそれぞれ現場にいられることをかみしめあったというか、落ち着いてお会いできたことが何とも言えずうれしかったです。

3ショットの写真も撮っていただきましたが、ぜひ手袋をしている写真に注目していただけたら…分かる方には分かっていただけるかと思います(笑)。3人の役柄が当時と全然違うのも面白い」と、再会を喜んでいた。

上川の心の支えとなった伊東四朗の言葉


また、物語の重要なカギを握る人物・黒沢恒之助役で登場する伊東四朗は、「遺留捜査」シリーズに出演するのは今回が初めてでありながら、実は伊東のある“ひと言”が、糸村を演じ続ける上川の大きな心の支えとなっていたのだそう。

上川は「以前、別の作品でご一緒した際、『遺留捜査』が好きだと言ってくださったことがあって。“軽演劇の神様”のような存在である伊東さんが“あの刑事いいね! 面白いね!”と変わり者の糸村を褒めてくださったことが、何よりの励みになったんです。

だからこそ、脇目も振らず糸村の変人ぶりに邁進できたところがあります。糸村を演じ続ける上で僕を大きく支えてくださったひと言でした」と秘話を告白。

「その伊東さんが今回、ご出演くださるということで本当にありがたいやら、うれしいやらでテンションが上がりました(笑)」と、「遺留捜査」での共演実現に大感激していた。

「遺留捜査」らしさは健在!


そして、「今回、舞台が京都に移り、メンバーも大きく変わるなどさまざまな変容が『遺留捜査』にもたらされていますが、根幹の部分は何一つ変わっていません。

その大きな要素として、甲本雅裕さん演じる村木の存在があります。“変わらない糸村”と、“その糸村にあきれ続ける村木”という構図が京都でも展開する…という、いわば『お約束』が今回も大きな柱の一本だと思います」と定番の良さを力説。

さらに「これまで『遺留捜査』をご覧いただいていた方には何の不安もなく新シーズンを楽しんでいただけると思いますし、初めてご覧になる方には、これまでどんなストーリーだったのだろうと思っていただけるような作品になっていると思います。

見返していただいたときに『ああ、なるほど!』と変わらなさを実感していただける、まさに『遺留捜査』らしさを大事にしている作品ですので、そこも含めて楽しんでいただければうれしいです(笑)」と語った。