井上真央が主演を務める金曜ドラマ「100万回 言えばよかった」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系) の第9話が3月10日に放送された。ついに直木(佐藤健)の事件の真相が明らかに。悲しく、切ない展開となったが、ラストには驚きが待っていた。(以下、ネタバレがあります)
直木を殺した真犯人が判明
同ドラマは、運命だと思った相手を突然失った主人公・相馬悠依(井上)と、悠依の恋人で不可解な事件に巻き込まれて幽霊になった男・鳥野直木(佐藤)、なぜか直木が見えてしまうために2人の運命に寄り添わざるをえない刑事・魚住譲(松山ケンイチ)を中心に描く。
数奇な運命に翻弄(ほんろう)されながらも奇跡を起こそうとする3人が織り成す、“切なくて温かい”ファンタジーラブストーリーだ。
第9話で、ついに直木が巻き込まれた事件の真相が明かされた。直木を殺したのは、英介(荒川良々)だった。20年前に少女たちに“裏の仕事”をさせていた千代(神野三鈴)を手伝っていたことを世間に知られることを恐れたのだ。千代の元を離れてからは学習塾を営み、こども食堂を開いて、子どもたちを救っている英介だが、あまりにも過去にとらわれ過ぎていたのが悲しい。
悠依と直木の切ない別れ
英介と会っていた悠依の元に駆け付けた直木と譲。譲は悠依に危険が及ぶ可能性があり、動けずにいたが、直木は“静電気”で近くにいることを知らせた。そしてその“静電気パワー”は、自暴自棄になった英介から悠依を救い、譲たち警察に英介は逮捕された。
しかし、事件解決と共に別れの時が迫っていた。消えそうになっている直木に、譲は「どうしてもって時は僕の体使えって言ったでしょ」と憑依することを促した。憑依のリミットである3回目だったが、お守りがあるから「大丈夫」だと迫った。
譲に乗り移った直木は、悠依と会話する。「悠依と会ってさ…」と頬を触ったところで何も言えなくなってしまったが、悠依は泣きながら「わかってる」と返し、直木は消えた。
