俳優の宮世琉弥が、3月12日に都内で開催された「宮世琉弥カレンダー2023.4-2024.3」の発売記念イベントに登場。マスコミ向けの取材に応じ、俳優として活躍の幅を広げた2022年の感想や、今後の目標、10代最後の年にやっておきたいことなどを語った。
地上波連続ドラマ4作で抜群の存在感
「君の花になる」でボーイズグループ「8LOOM」のメンバー・成瀬大二郎を演じるなど、2022年は4作の地上波連続ドラマで主要キャストを務めた宮世。2022年を振り返って「1月から12月までフルでドラマの撮影をしていたので、すごくあっという間でした。作品のジャンルも全然違いますし、振り幅も増えました。すごくいろんな経験をさせていただいたので、2022年に学んだことを2023年に生かしていければいいなと思います」と感想を。
そんな1年間の経験を経て、成長した部分を聞かれると「キャパですね」と即答し、「僕そんなにキャパが多い方ではなくて。人間誰しも慣れないことはあると思うんですけど、やっていくとだんだん慣れてきて、キャパが増えてきて、自分の頭に入る台本の量とか仕事の数が増えた年だなと。自分のキャパが広がった年になったなと思います」と語る。
また、これまで共演して特にうれしかった俳優については「夏木マリさんです。『君の花になる』で共演させていただいたんですけど、ドラマの内容が7人のボーイズグループで、“推し”がテーマだったんです。そこで本田(翼)さんが夏木さんに『7人メンバーがいる中で、推しは誰ですか？』って聞いてくださって、その時に夏木さんが僕を選んでくださって…。その時がめちゃくちゃうれしくて、昔からテレビで見ていた夏木マリさんに“推し”って言われて感動でした。深夜に銭湯で撮影していたんですけど、疲れが吹き飛ぶくらいうれしくて。お写真も撮っていただいてすごく幸せでした」と明かし、「夏木マリさんの推しです！」とややドヤ顔で強調していた。
音楽プロジェクトも始動
さらに、2023年は俳優活動だけでなく音楽プロジェクトも始動しており、宮世は「ギターレッスンだったりボイトレだったり、ダンスを日々やっているんですけど、まだ準備段階なので皆様にどういうものが出来上がるかは言えないんですけど…」と前置きしつつ、「僕のベースとしているものは『皆様に幸せを届けたい』。人を笑顔にしたいという気持ちでこの仕事をやらせていただているので、ドラマも映画もそうなんですけど、また違った方向で笑顔を届けていきたいなと。ギターにチャレンジしたり、クオリティーの高いダンスにチャレンジしたりして新しい僕の一面を見せていけたらいいなと思います」と、新たな挑戦への思いを吐露した。
それも踏まえ、2023年の目標を「ミュージックプロジェクトも始動して、まだ言えないんですけど作品としても新しい挑戦が待っているので、それを成し遂げて皆様にいろんな僕を見せていきたいです。そして僕は宮城(出身地)から世界へという思いがあるので、東北を元気にしていきたいと思いますし、皆様に幸せを届けていきたいなと。僕のことを知ってくれている方もそうですけど、まだ知らない方にもどんどん笑顔を届けていきたいなと思います」と力強く語った。
