4月4日(水)よりスタートする「特捜9 season6」(毎週水曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の制作発表記者会見が都内会場で行われ、主演の井ノ原快彦、共演の羽田美智子、吹越満、田口浩正、深川麻衣、中村梅雀ら“警視庁刑事部捜査一課特別捜査班”メンバーが登壇した。
“家族のような”特捜班メンバーが集結
同作は、井ノ原演じる特捜班の主任・浅輪直樹や、直樹を取り囲む個性派刑事たちの活躍を描く人気シリーズ。難事件に挑む彼らの活躍はもちろん、背景にある人生模様を丁寧に描き上げ、話題を呼んでいる。
「特捜9」として6年目、前身の「警視庁捜査一課9係」から数えると18年目となる「season6」では、それぞれのメンバーが抱える事情や関係性がさらに色濃く描かれ、捜査に複雑な影響を及ぼしていく。
会見では、今や「家族のような間柄」だというメンバーたちが、現場のムードそのままに和気あいあいとトークを繰り広げ、長きにわたって培ってきたチームワークのよさを発揮した。
Snow Man・向井康二からの「2年目お悩み相談」
会見の中盤では、深川演じる高尾由真が“特捜班2年目”というシチュエーションにちなんで、入社2年目のテレビ朝日社員から寄せられた悩みに答える相談コーナーが登場。ところが、集まった相談の中に、深川同様昨シーズンから加わった若手警察官・三ツ矢翔平を演じるSnow Man・向井康二の悩みが紛れ込んでいることが発覚する。
向井は「大人気シリーズにまたチームの一員として参加できること、すごくうれしいです」と喜びを明かしつつ、「(劇中で)僕が使っているタブレット、最新のものに変えられませんか?重たくて、手がプルプルしてしまいます(笑)」という相談を寄せた。
これに対し井ノ原は「田口さんは『9係』以来17年間、同じ手帳を使っているので、2年目ではまだまだ。プルプルしないように筋トレしてほしい」と、その提案を一蹴。
一方で「彼も本当に続投を喜んでいて、初日もすごく張り切っていました。衣装合わせをするたびに僕に写真を送ってくるので、“今年も頑張ろうね”みたいなやり取りをしています」と、後輩との心温まるエピソードを披露した。
また、羽田も「向井くんはいつも一生懸命なので、“もうちょっとこうしてみたら?”と、ついお節介を焼きたくなっちゃう」と目を細めて語った。
深川麻衣の分析に一同大爆笑
また会見では、「もはや家族みたいな間柄。お互いの好き嫌いも把握している」という井ノ原の発言を皮切りに、“家族”というキーワードがたびたび出現。
取材陣から深川に「特捜班メンバーを家族に例えるならどんな構成?」という質問が飛ぶと、深川は悩んだ結果、“吹越満と田口浩正が父母、井ノ原はお兄ちゃん、羽田がお姉ちゃん、中村がおじいちゃん”という意外な答えを出す。これには吹越と田口も思わず「俺たちが夫婦ってこと?」とツッコミを入れ、一同は笑いに包まれた。
さらに、同作の主題歌が20th Centuryの新曲であるミディアムバラード「あなたと」に決定したことが発表され、井ノ原は「週末に向けて頑張るぞ、という気持ちになれるような楽曲を作っているつもり」「今年もメンバー一同、皆さんの明日の活力になればいいなという気持ちで取り組んでいますので、水曜9時はぜひ『特捜9』をご覧いただきたいですね」と力強く呼び掛けた。
14年ぶり世界一の侍ジャパンに「大きな力をもらいました!」
そして、会見でも侍ジャパンの激闘を称賛していた井ノ原は、WBC優勝決定を受け改めてコメントを発表。「14年ぶりの優勝。おめでとうございます。大きな力をもらいました!テレビを通して、日本中がひとつになった瞬間がありました。子どもたちだけでなく、大人たちにもたくさんの夢をありがとうございました。撮影現場でも勝手に祝杯をあげたいと思います」と世界一を勝ち取った日本代表選手たちに感謝のメッセージを送った。