――他の共演者とのエピソードがあれば、お聞かせください。
レコーディングのシーンが撮影初日だったのですが、西田尚美さんと「探り探りだよね」などと楽しく会話をしながら撮影をして、とてもすてきな方でした。
――山中崇さん演じる医師・中村昭彦とシーンについて、医者と患者の関係性についてどう感じましたか?
今回山中さんが演じられたようなお医者さんに、私も実際に出会ったら、「なんだか冷たい」と思ってしまいそうです。お医者さんと患者の関係は難しいと感じましたが、咲良が中村に対して、「プロとして(意見を)聞いているんです」と言うのも、間違いではないと思いますし、「今まで(多くの患者を)見てきているでしょ」と実際に私も聞いてしまうと思います。でも、「患者のプロではない」という中村の言葉も「確かに。それもそうか」と納得できる部分があって、本当にリアルに描かれているなと感じました。
――ドラマの中でピアノを弾くシーンが描かれますが、いかがでしたか?
とても苦労しました。撮影とは別でレッスンを何度も受けて撮影に臨みました。
――印象に残っているせりふや好きなせりふはありますか?
今回の作品では「エゴ」という言葉が度々出てきます。人生の中でここまで多く「エゴ」という言葉を耳にしたことはなかったので、考えるきっかけとなりました。「これは私のエゴなんだ」というせりふは、咲良の本音が出たと感じる一言だったと思いますし、それを受け止めてくれる相手がいるような人生を歩める人は、とても幸せな人なのかもしれないと感じました。
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