髪もボサボサで着物はヨレヨレ、口元には無精ひげをたくわえ、黒い大きなマントをぴかぴか光るブローチで留めている。語り口からもおおらかでスケールの大きな人となりが想像できるキャラクターだ。
演じるディーン・フジオカは、連続テレビ小説「あさが来た」(2015-2016年)で五代友厚を演じ、爽やかでクレバー、紳士な五代友厚像を作りあげ“おディーン様”フィーバーを巻き起こした。そんな彼が今回はぐっとワイルドなイメージで、連続テレビ小説に帰ってきた。
木の上でくつろぐ姿やふわりと舞い降りる所作、豪快な語り口など、幼い万太郎に大きな影響を与えそうな“天狗”の登場に、視聴者もさっそく反応。「おディーン様さすがのカッコよさ！」「なんてかっこいい天狗様」「ディーンさんが演じる“天狗”、あの笑顔と豪快な笑い声でキャラクターが一発で伝わった」といった声が上がり、放送後にはTwitterやYahoo!検索ランキングで「ディーン様」「おディーン様」「ディーンフジオカ」がトレンド入りを果たした。
4月5日(水)は第3回を放送する。“天狗”は坂本龍馬だった。龍馬と印象的な出会いを果たした万太郎は、龍馬からの言葉に生きる希望をもらい、より植物への関心を強くしていく。そんなある日、万太郎に学問所への通学話が持ち上がる。