前田敦子、“ごはん”は「大切な人たちとの交流の中では絶対に真ん中にあるもの」 俳優仲間との交流秘話明かす<かしましめし>

2023/04/07 05:00 配信

ドラマ インタビュー

「かしましめし」より(C)「かしましめし」製作委員会

ストレス解消法は「ひたすら食べること」


――作中では、千春がストレス発散のために細々とした作業をするシーンが描かれますが、前田さんはモヤモヤしたときにするルーティンはありますか?

ひたすら食べることです(笑)!なんでもいいんです。すごくジャンクなものやお菓子とか、普段我慢しているものを食べたくなって、そういうものをいっぱい食べるのが一番幸せです。

あとは、キムチがすごく好きで、食べると食欲がすごく増すんですよね。なので2種類くらい用意して一気に箱ごと平らげたりします。

――登場人物たちの28歳という年齢も物語の肝になりそうですが、前田さんはご自身の28歳を振り返ってみるといかがですか?

28歳は、ちょうど子供を産んだ年でした。26,7歳辺りで一度人生を考え直し、私は子供を産むという選択をしましたが、あのとき子供を産んでいて本当によかったなと感じます。

その年代くらいから、何か自分の中で「これを経験してよかった」というものが見つかるまで、「これでいいのかな?」という自問自答がずっと続く気がします。その気持ちは痛いほど分かります。

おいしいごはんの誘惑と戦う


――撮影が始まるにあたり、楽しみにしていることはありますか?

太らないように気を付けようと思っています(笑)。今回料理を作ってくださる先生方が、練習で一度一緒に作ったときにおもてなしをしてくださったのですが、目の前においしいごはんがあると食べずにはいられなくて…。

そのバランスをどうやって取ろうというのは、楽しみでもあり、不安でもあります(笑)。でも、おいしいごはんを食べながらの撮影なので、絶対に幸せな空間になると思います。

――最後に、視聴者にメッセージをお願いします。

箸休めのような時間になったらいいなと思います。そして、友達と集まって何かしようと思えるきっかけになればうれしいです。それが現実になることによって、幸せ度が増していくドラマだと感じています。おいしいごはんももちろんそうですし、友達っていいなと思えるはずです。

千春たち3人にも、それぞれ“もう一回踏ん張ってみよう”というタイミングがあるので、悩みを抱える方の気持ちがちょっとでも軽くなるヒントがあるのではないかと思いますし、幸せのヒントが見つかればいいなと思います。