また、現場で印象に残っていることについて聞かれた福士は、「僕がある日、現場に行った時になんと光石さんが1時間弱くらい早く来てて、(スタッフさんに)『もう光石さん入られてます! 福士さんが準備できればいつでも大丈夫です!』って、すごい焦らされて(笑)」と、先輩俳優である光石のエピソードを披露。
これには「参った…」という様子の光石だったが、「これはね、本当に申し訳なくて…別に皆さんをあおっているわけでもなんでもない! ゆっくり来ていただいていいんです。歳を取るとね、大体一時間前に(現場に)来たりするんですよ。そうするとね、誰もいなかったりして、ご迷惑をかけてるんですけど」と反省している様子。
福士は、当時の光石に思わず「子役か!(笑)」とつっこんだと言い、会場の笑いを誘っていた。しかし、そんな福士にも知られざる一面が。
今作が福士との初共演となる玄理。「(ドラマは)福士さんのアクションシーンがすごいんですけど、お休みの日もジムに行って、あと柔術とかもやっていて、私の中で福士くんは俳優/格闘家みたいな印象になりつつあるんです(笑)。セットチェンジとか、ちょっとした合間でも『シュッシュッシュッ!(パンチのポーズ)』ってやってて…多分、練習に相手が必要なんだと思うんです」と、福士のアグレッシブな一面を明かした。
続けて、「そうしたら、(福士さんに)相手役のアクションの型を教え込まれて(笑)。これは一番簡単だからって言いながら、なかなか高度な…こういう経験は後にも先にもないなって」とにっこり。
すると、福士は「すごくうれしいのが…教えた時は『難しくてできない』って、玄理さんは言ってたんですけど、次会った時に『私、もうできる!』って言ってて、完璧にアクションの型を覚えていたんですよね」と玄理の対応を心から喜んでいる様子だった。
さらに、加藤からも福士の撮影現場での様子が明かされ、「(福士さんは)『シュッシュッシュッ!』ってやっているのと同じくらい歌ってらっしゃいます。よくそんなに元気があるな! って言ったら失礼かも知れないんですけど、僕なんか朝早いと『もう眠い、やばい、頑張らないとー起きないとー』ってなっている中で、隣で『おはよー!』って、すごい軽やかに歌ってらっしゃって…撮影現場のセットに入っても、合間があれば歌って、シュッシュッシュッってやって、そういうところからムードを作ってくださってるなって」と福士を絶賛。
福士も「そうそうそう! 分かってらっしゃる」とノリノリで共感し、加藤も「そうですよね! (福士さんの)座長としての素晴らしさみたいなものを現場に入って、改めて感じることが出来ました!」と、現場での仲の良さが伝わるやりとりを見せた。
※「竹崎由佳」の「崎」は、正しくは「たつさき」
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