チバテレビほかで放送中のアニメ「うみねこのなく頃に」がいよいよクライマックスを迎える。そこで、12月23日(水・祝)の最終話放送とDVD&Blu-ray第3巻の発売に合わせて、フェア「『うみねこのなく頃に』最終話放送記念!☆煉獄の七姉妹が歌でご奉仕☆キャンペーン」の開催が決定。煉獄の七姉妹が歌うキャラクターソング(キャラソン)「七色の虹かけよう♪〜使役率アップ大作戦〜」を収録した『煉獄の七姉妹スペシャルレインボーCD』がプレゼントされる。
煉獄の七姉妹とは、魔女・ベアトリーチェが召喚する“上級家具”たちで、“七つの大罪”と呼ばれる感情をつかさどる姉妹。そんな煉獄の七姉妹役のキャストたちに話を聞いた。
――ご自身が演じているキャラについてご説明ください。
斉藤佑圭(ルシファー役):長女で“傲慢(ごうまん)”をつかさどっていて、仕切りたがりで、「前に前に」と出て行くけど失敗して、妹たちから怒られてけなされています。実は七姉妹の中で一番弱いんです。たぶんコンプレックスがあるから余計に強がろうとするんだと思います。そんなルシファーがかわいいですね。妹たちに「本当にお姉さんと思ってるの!」と言いたくなることもあります。ちょっとは敬ってほしいです(笑)。
米澤円(レヴィアタン役):レヴィアタンは(次女で)“嫉妬(しっと)”の感情をつかさどっています。見た目は高飛車でお姉さまチックだけど、実は泣き虫です。2つの顔があるのでうまく演じ分けられていればいいなと思っています。
日笠陽子(サタン役):三女で“憤怒”をつかさどっています。姉妹の中ではお姉さん寄りのポジションです。ルシファー姉さんがみんなをまとめられないので、いつも「あんたたち、静かにしなさい!」としかりつけています。でも本当は自分も誰かに怒られたいと思う寂しさのような、年ごろの女の子らしい感情がのぞく時もあります。
吉田聖子(ベルフェゴール役):四女で“怠惰”をつかさどっていますが、自分が怠惰になるわけではなく、尽くすことで主人を怠惰にさせるんです。私も尽くすタイプなので、似ていますね(笑)。(原作者の)竜騎士07先生も「勤勉でまじめで、姉妹の中では一番しっかり者」とおっしゃってました。またみんながワイワイ騒いでいる時も1人静かにたたずんでいるような。かなりクールでストイックなキャラだと思います。
新名彩乃(マモン役): マモンは七姉妹の中の五女で“強欲”をつかさどっています。縁寿をすごく慕っていて、いつもそばにいる感じがします。ベアトリーチェの命令なら残忍なことも厭わずに遂行できる面と、女子中学生のようなところの二面性がありますね。縁寿に仕えている時が普通の女の子らしさが見られるんじゃないかなと思います。
山岡ゆり(ベルゼブブ役):煉獄の七姉妹の中では六女で、いつも下のアスモデウスと一緒にわいわい騒いではお姉ちゃんたちを困らせています。でも下の子だし、無邪気だからなんだかんだ、よくかわいがられてます。あと“暴食”をつかさどっているので、口を開けば「おなかすいた〜」ばかり言ってる気がします。言ってないのは命令を実行してる時と食べてる時だけみたいな!(笑)。でも七姉妹の中でムードメーカー的な存在かなと思います。戦人とクロワッサンの奪い合いをした場面は殺伐としたシーンが多い中で和みましたね。個人的には主人公と絡めてうれしかったです(笑)。
豊崎愛生(アスモデウス役):七姉妹の末っ子で、いつも六女のベルゼブブと一緒にいます。幼く見えるけど、残忍なことをする時もちゅうちょなく、笑いながらやってしまうような、無邪気で純粋ゆえの行動、子どもならではの怖さもあります。七つの大罪のうち、“色欲”をつかさどっていて恋に敏感です。ドラマCDでは、とあるキャラに言い寄ったりして(笑)。まあ、お年頃の女の子らしいんじゃないかなと。
――(2)へ続く