七海ひろき×真彩希帆が宝塚歌劇の舞台を副音声解説放送で振り返る
4月29日(土)昼2:30からWOWOWライブで、宝塚歌劇の舞台「燃ゆる風 －軍師・竹中半兵衛－」が、出演者である七海ひろきと真彩希帆の副音声解説付きで放送される。それに先駆け、公開収録が行われた副音声解説収録の模様を伝えるリポートが到着。二人が公演当時の思い出を明かした。
七海ひろきの記念すべき単独初主演作
「燃ゆる風 －軍師・竹中半兵衛－」は、2017年に星組で上演された宝塚歌劇オリジナルの戦国ミュージカルで、木下藤吉郎秀吉(後の豊臣秀吉)に仕えた軍師・竹中半兵衛の半生を描いた作品。
主人公である半兵衛を演じた当時の星組スター・七海にとって宝塚バウホール公演単独初主演作となった。そして半兵衛を支えた妻・いね(得月院)を演じた真彩は、この公演終了後に雪組に組替えし、後にトップ娘役に就任している。
毎月宝塚歌劇の番組を放送するWOWOWの「宝塚への招待」では番組企画として、七海と真彩による副音声解説の公開収録を実施。元タカラジェンヌが観客の目の前で当時を振り返る貴重なひとときとなった。
6年前の裏話が次々と明かされる
大勢の観客の拍手に迎えられた七海は「わたしにとっても思い入れのある作品なので、すごくうれしい」とあいさつ。真彩も「退団してから、ひろきさんと一緒にお仕事をさせていただけるなんて。しかも『燃ゆる風』の副音声収録だなんて」と感激の表情を見せた。
そして七海が「真彩希帆さんのカッコいいエピソードがいっぱいあるので。今日はそこもしっかりと伝えたい」と決意表明をすると、「なんですかそれー！」と真彩が笑って応じ、仲のいい二人の軽妙なやり取りで、収録が始まった。
本公演が収録されたのは2017年1月23日、兵庫・宝塚バウホール。「6年前。あっという間ですね」と真彩がしみじみ語ると、懐かしい映像の数々を題材に、二人は思い出話に花を咲かせる。稽古場の様子や、舞台袖などでの仲間たちとのやり取り。本作の作・演出を担当した鈴木圭のストレートな演出方法、そして単独初主演の七海を盛り上げようとした仲間たちの思い。さらにはこの公演を機に組替えとなった真彩の最後のあいさつに懸けた思いなど、次から次へと本舞台の裏話が飛び出していく。
