今日から追いつける「風間公親-教場0-」木村拓哉の眼力と存在感、新垣結衣&赤楚衛二の熱演など見どころだらけの1~3話を振り返り
「教場」「教場II」で木村拓哉演じる風間公親が教官として警察学校に赴任する以前、新人刑事の教育に“刑事指導官”として当たっていた時代を描いた「風間公親-教場0-」。4月24日に3話が放送され、今ならTVerで1~3話が無料配信中。まだ放送に追いつけるこのタイミングで、「風間公親-教場0-」を振り返ってみよう。
第1話あらすじ
2019年。地域課の制服警官だった瓜原(赤楚衛二)は、ある事件の犯人を逮捕し、署長賞を受賞する。県警本部捜査一課・調整官の眞堂(小林薫)は、瓜原に捜査一課への配置換えを命じ、風間(木村)からの連絡を待つよう告げる。
県警本部捜査一課の刑事指導官の風間は、キャリアの浅い新人刑事とバディを組み、実際の事件捜査を通じて刑事として必要なスキルを学ばせる任務に当たっている。刑事仲間はそれを“風間道場”と呼んでおり、瓜原は“風間道場”で実際の事件を通して刑事の基礎を叩き込まれることになる。
そんな中、タクシーの乗客が刺殺される事件が発生。殺されたのはホストクラブのオーナー・芦沢健太郎(久保田悠来)。芦沢は、女性と一緒にタクシーに乗車したが、先に降りたその女性から、酔って寝てしまった芹沢を指定した場所まで送り届けるよう指示された運転手は、死んでいるのに気づいたのは、指示された場所で芦沢を下ろそうとしたときだという。
瓜原は、風間からタクシー運転手の話を聞くよう命じられる。運転手は、芦沢が「旅の記録だ」といって女性にタブレットの画像を見せていたと証言していた。風間の助言もあり、瓜原がタクシー会社を調べると日中弓(内田理央)という女性が容疑者として浮かび上がる。
初回放送では、木村拓哉と赤楚衛二の2人の見応えある対峙に、「見入って呟けなかった」という感想もあったが、放送中に「#教場0」がTwitterの国内トレンド1位に浮上し、最終的に世界トレンドでも1位を獲得。「やっぱり木村くんの眼力と存在感はすごいな」「赤楚くん新人刑事ぴったり」「とてつもなくドラマの世界に引き込まれる」といった投稿が寄せられた。
第2話あらすじ
県警本部捜査一課の刑事指導官・風間とバディを組み、実際の事件捜査を通じて刑事として必要なスキルを学ぶことになった瓜原は、何があっても逃げずに風間に食らいつこうと決意する。風間の指導官室でデスクをしている幸葉(堀田真由)は、そんな瓜原に「犯人が出した謎じゃなく、風間さんが出した謎を解くの」と助言する。
そんな中、ある小学校の校庭で3年1組担任の教師・諸田伸枝(山田キヌヲ)が遺体となって発見される。遺体の後頭部には血痕があり、校庭に設置されているブロンズ像にも血液が付着していた。風間から「目を閉じて現場の様子を私に伝えてみろ」と命じられた瓜原は、自分が目にした状況を伝え、何者かが被害者を突き飛ばし、ブロンズ像が手にしている本の角に後頭部をぶつけて死亡したのではないかと推察する。
ある日、瓜原と風間は、諸田のクラスの保護者を訪ね、話を聞いて回る。そのひとり、佐柄美幸(宮澤エマ)から話を聞くため、彼女が働いている建設会社を訪れる瓜原ら。美幸の息子・研人(川原瑛都)はいじめが原因で不登校になっており、事件があった日、美幸は小学校を訪れて諸田と会っていた。しかし、美幸には、諸田の死亡推定時刻にゴルフ練習場にいたというアリバイがあった。
SNSでは「瓜原くんの顔つきが変わっていくのよかったなぁ」「赤楚くん本当素晴らしい演技でした」「圧倒された」など、称賛が寄せられていた。
第3話あらすじ
県警本部捜査一課の刑事指導官・風間のもとに、新たにバディを組むことになった新人刑事の隼田(新垣結衣)がやってくる。訳あって小学校4年生の娘・ゆかり(諏訪結衣)と2人で暮らしているシングルマザーの隼田は「出来ることは1人で。出来ないことは2人で」を合い言葉に、娘と助け合って仲良く暮らしている。しかし、真面目な性格ゆえ、刑事の仕事と娘との生活の両立に悩んでいた。
ある日、住宅で変死体が発見される。死亡したのは大学の法医学教室で助教授を務める宇部祥宏(浅利陽介)。宇部は一人暮らしで、自宅の外で倒れているところを近所に住む主婦が発見していた。外傷がないことから、毒物による中毒死の可能性が高かった。
隼田とともに現場に向かった風間は、宇部宅のテーブルの上にあった「先にテンゴクへ行ってます」というメモを発見する。風間から「他殺か自殺か?」と問われた隼田は、天国という文字がカタカナであること、遺書のようにも見えるそのメッセージが、便せんなどではなくメモ用紙であることへの違和感を口にする。その日の午後、風間と隼田は、宇部の司法解剖に立ち会う。解剖を行ったのは、宇部の上司で、次期医学科長に内定している椎垣久仁臣教授(佐々木蔵之介)だった。椎垣は、死因は青酸塩を服毒したことによる中毒死で、他殺と思える所見はなかったとの見解を示す。
SNSでは「ガッキーのこういう演技は初めて見たかも。上手かった」「新垣結衣さんの繊細な演技に魅入った」「佐々木蔵之介さんの悪い役好き」「見応えあった」と俳優陣の演技を称賛する声が多くあがっていた。