テレビやラジオ、DVDなどで春日俊彰を研究「特に声の質を意識」
――演じるにあたって、春日さんとお話する機会はありましたか?
本当は撮影前にお会いしたかったのですが、なかなか機会がなく…。でも、先日、僕がむつみ荘で撮影をしているときに、春日さんが別番組のロケでその前を通りかかって、偶然お会いできました。お互いに撮影があったので、お話はあまりできませんでした。
ですが最近は、春日さんと深い話をしても身になるのか分からないな、とちょっと思っていて(笑)。春日さんも自分でおっしゃっていたのですが、春日さんは若林さんが作った作品で、自分がないらしいんです(笑)。なので、お話をしたら逆に分からなくなってしまいそう。でも、春日さんの魅力は語られない部分にも多くあるので、それでいいのかな、って。そういう部分を表現できたらいいなと思います。
――春日さんの動きや特徴などは、どのように研究していますか?
テレビやラジオ、単独ライブのDVDなどを見て研究しています。動きはもちろんですが、僕は、特に声の質を意識していて。春日さんの声って、低いけどちょっと高く聞こえる、すごく耳心地が良い声じゃないですか。特徴的なので、できるだけ近づけていきたいです。
――日常生活の中で、春日さんの要素が出てくることはありますか?
一人称が「私」になったり、敬語っぽい言い回しになったりすることはありますね(笑)。春日さんがどんどん僕の体に入ってきていて、ちょっと困っています(笑)。