<ガーディアンズ~3>主演クリス・プラットの“一発逆転”人生 下積み生活から“世界で最も影響のある100人”へ
5月3日(水)より「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズ最新作にして“最終章”となる、映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3」が劇場公開される。アベンジャーズの一員として銀河を救ってきた“ガーディアンズ”の最後にして最大のお祭り騒ぎということで、マーベルファンのみならず多くの人が期待を寄せている。サノスとの戦いで最愛の恋人を失ったショックから立ち直れないピーター率いるガーディアンズ。そこに完璧な世界に作り替えようとする最凶の敵が現れ、ロケットは命を失う危機に…。大切な仲間の命を救う鍵はロケットの“過去”に隠されていた――。どんなラストバトルを見せてくれるのか気になるところだが、公開に先駆けて、あらためてこの物語の主人公である“スター・ロード”ことピーター・クイル役のクリス・プラットのキャリアを振り返って、その魅力を確認してみたいと思う。
19歳にしてホームレス生活…そして一発逆転
クリス・プラットは1979年6月21日にアメリカ・ミネソタ州で生まれた。高校生の頃はレスリングに打ち込み、コミュニティ・カレッジに進学して演技を学ぶものの中退し、いろんなアルバイトで生計を立てていた。シーフードレストランの店員やベビーシッター、パーティーなどに出張するストリッパーの仕事までやっていたとか。
19歳の時にはハワイのマウイ島でホームレス生活を送ったこともある、というと最近彼を知った人からすれば信じられないのではないだろうか。そのマウイ島である意味、運命の出会いがあった。映画「人類創生」「カラーパープル」「ミスター・ソウルマン」などに出演した女優レイ・ドーン・チョンが1998年にマウイのレストランを訪れた時、そこで働いていた一人の青年を、自身が監督を務めた「Cursed Part3」で映画デビューさせた。その青年がクリス・プラットだったというのは、まるで映画やドラマのような夢のある話だ。
その後は「エバーウッド 遥かなるコロラド」や「The O.C.」といったテレビドラマに出演し、2009年から放送が始まった「パークス・アンド・レクリエーション」でラシダ・ジョーンズ演じる看護師アンの恋人アンディ・ドゥワイヤー役がハマり役となり知名度を一気に上げた。
ブラッド・ピット主演の「マネーボール」(2011年)、ジェシカ・チャステイン主演の「ゼロ・ダーク・サーティ」(2012年)、ホアキン・フェニックス主演の「her/世界でひとつの彼女」(2013年)と、映画でも大きな賞を受賞するような話題作への出演が続き、俳優としての存在感がどんどん大きくなっていく。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のピーター役に起用
その勢いに乗ってつかんだのが2014年に公開された「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のピーター役だった。「ガーディアンズ〜」はシリーズ化されるほどの人気作で、今では“ピーター”=クリス・プラットというくらいのハマり役、当たり役となったが、大きな出会いは他にもあった。
それは「ジュラシック・ワールド」。2015年に公開されたこの作品は、絶大な人気を誇る「ジュラシック・パーク」シリーズの第4弾で、主人公のオーウェン・グレイディ役にクリスが抜てきされた。この作品がシリーズ最大のヒット作になり、「ジュラシック・ワールド/炎の王国」(2018年)、「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」(2022)とシリーズが続いていくことになった。
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